特許
J-GLOBAL ID:200903081757888055

電線接続具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐竹 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-092019
公開番号(公開出願番号):特開平5-266934
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 単線であっても撚線であっても簡単な操作で迅速に接続が出来、その上導通の確実性が高い電線接続具を提供する。【構成】 ケース内には、差込孔を通して差込まれる複数の電線端末の挿入予定空間を挟んで、受部材と押え部材とが備えられている。押え部材の後側にはばねが配設してある。挿入予定空間に電線の端末を差し込み、楔をばねとケースの壁部との間に押し込むと、ばねを介して押え部材が前進し、その押え面と受部材における受面とによって端末が挟着される。
請求項(抜粋):
複数の電線端末を並列状態で差し込む為の差込孔を有するケース内においては、上記差込孔を通して差込まれる複数の電線端末の挿入予定空間を挟んで、その一側方には受部材を、他方には受部材に向け前進及び後退自在の押え部材を夫々備え、しかもそれら受部材及び押え部材のうちの少なくとも一方は、複数の電線端末相互を導通させる為の導電材で形成してある電線接続具において、上記受部材と押え部材の相互の対向面は夫々端末を真直ぐの状態で添え付ける為の受面及び押え面となっており、上記ケース内において上記押え部材の後側には、押え部材の側に押え部材当接部を有しその反対側に楔当接部を有してしかもそれらの両当接部の間が押し縮め用の空間となっているばねを配設し、さらに上記ばねにおける上記楔当接部と上記ケースにおいて該当接部と対向する壁部との間の位置への介入及びそこからの退避が自在な楔を備えると共に、該楔の厚さは、上記位置への介入状態では上記ばねを介して上記押え部材が上記受部材に向けて上記挿入予定空間内に押し出される厚みに定めたことを特徴とする電線接続具。

前のページに戻る