特許
J-GLOBAL ID:200903081762620990

ポリシロキサンエモリエント剤を含むローション剤が塗られたトップシートを有するおむつ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-518775
公開番号(公開出願番号):特表平10-509895
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】ローション組成物によりコーティングされた、液体透過性のトップシートを含むおむつが開示されている。ローション組成物は、BMが着用者の皮膚に付着することを減少させ、その結果、BMの洗浄除去を容易にしている。ローション組成物は、フェニル官能基のポリメチルシロキサンのような、可塑性もしくは流動性のポリシロキサンエモリエント剤と、脂肪アルコールもしくはパラフィンワックスのような、おむつトップシートの表面上のエモリエント剤を不動化する不動化剤とを含んでおり、および、オプションとして、コーティングされたトップシートの塗れ性を改善する親水性界面活性剤とを含んでいる。ポリシロキサンエモリエント剤は、トップシート表面上では実質的に不動化されているため、ローションコーティングの所定の治療効果もしくは保護効果をもたらすのに必要な、ローション組成物の量が少なくて済む。
請求項(抜粋):
下記のものを含むことを特徴とする使い捨ておむつ: a)液体不透過性バックシート; b)前記バックシートに接合された、液体透過性親水性のトップシートであって、 前記トップシートは、前記おむつの内部へ向けられた内側表面と、前記おむつが着用された際に着用者の皮膚へ向けられた外側表面とを有し、 前記トップシートの外側表面の少なくとも一部分は、20°Cにおいて半固体もしくは固体であり部分的に着用者の皮膚へ移ることができる、有効な量のローションコーティングを含み、 前記ローションコーティングは、 (i)20°Cにおいて可塑性粘度もしくは流動性粘度を有する、10%から95%のポリシロキサンエモリエント剤を含み、 (ii)トップシートの前記外側表面上の前記エモリエント剤を不動化することのできる、5%から90%の、好ましくは、5%から50%の不動化剤を含み、 前記不動化剤は、融点が少なくとも35°C、好ましくは、40°Cであり、かつ、好ましくは、ポリヒドロキシ脂肪酸エステル、ポシヒドロキシ脂肪酸アミド、C14-C12脂肪アルコール、C12-C22脂肪酸、C12-C22脂肪アルコールエトキシレート、およびこれらの混合物から選ばれている;および c)前記トップシートおよび前記バックシートの間に配置された吸収性コア。
IPC (2件):
A61F 13/54 ,  A61F 5/44
FI (2件):
A41B 13/02 E ,  A61F 5/44 H
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-037541
  • 一回用吸収製品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-338441   出願人:株式会社ラツキー

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