特許
J-GLOBAL ID:200903081764990558

直流ブラシレスファンモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-307939
公開番号(公開出願番号):特開平7-163120
出願日: 1993年12月08日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 各種電気,電子機器において、機器の冷却を目的にファンモータが使用されている。本発明は起動電流を低減し、モータの定状運転時の消費電流を低減した効率の良いファンモータの動力源に適した直流ブラシレスモータを提供することを目的とする。【構成】 本発明の第一のグループである図1のモータでは駆動回路部に電流検出抵抗40,41を備えるとともに、その検出電流が所定のレベルを越えないように電流制限回路42,43が駆動回路動作信号を制御するので起動電流を小さくおさえることができる。本発明の第二のグループである図3のモータではモータを運転する位置検出信号をフレーム2の折り返し部52で部分的にシールドし、不必要な電流をカットするのでモータの定状運転時の消費電流を低減できる。
請求項(抜粋):
放射状に磁化された環状の永久磁石と、この外周を取り巻き磁路を構成するフレームと、軸方向の一端に回転子の回転中心をなすシャフトを保持する機構を有する部材とからなる環状の回転子と、この回転子の内側にあって回転子に向けて複数個の突起のある複数枚のコア板を軸方向に積み重ねて構成され、この積層コアの各突起に磁束を発生させ電磁トルクを生ずるように突起に巻き付けられた巻線とからなる固定子と、前記回転子と永久磁石との空隙は180 ゚電気角内で最大と最小となる形状を持ち、不均一な空隙が固定子の発生する正回転電磁トルクの不足する範囲で正回転力を補うコキングトルクとして働き、前記固定子の巻線に電流を流して回転子を一定方向に回転させるため、前記回転子のシャフトを保持している側と反対の方向に離れて設置された回転子の位置を永久磁石の端面磁束か、あるいは内面の漏洩磁束で検出するセンサーと、このセンサーの信号に応じた電流を流すための回路組立を有し、前記回路組立は前記位置センサーの信号から前記固定子巻線の相切り替えのための制御信号を発生する制御回路部と、前記固定子巻線に電流を流す駆動回路部とに分離され、前記固定子巻線を流れる電流を検出制限するために前記駆動回路部には電流検出手段を備え、この電流の値が予め定められた値を越えないように前記制御回路部から前記駆動回路部に入力される信号を制限する回路手段を備えた直流ブラシレスファンモータ。
IPC (3件):
H02K 29/08 ,  F04D 25/08 305 ,  H02P 6/20
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開平1-194889
  • 特開平1-308157
  • 特開昭63-262055
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