特許
J-GLOBAL ID:200903081765272748

燃料電池発電装置の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山口 巖 ,  駒田 喜英 ,  松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-351020
公開番号(公開出願番号):特開2004-185961
出願日: 2002年12月03日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【課題】消化ガスを主原燃料ガスとする燃料電池発電装置において、都市ガス等の補助ガスの消費量を最小限にして経済的な運転が可能な運転方法を提供する。【解決手段】消化ガスの改質器への供給装置は、消化ガスの発生量の変動に伴う圧力を緩和するバッファタンクを有し、常時は、消化ガスを所定の供給圧力の下で、燃料電池の電気出力に応じて、消化ガス供給流量調節弁の開度制御を行って供給し、消化ガス供給圧力が減少した際の異常時には、消化ガス供給流量調節弁の開度が増大して所定の設定上限開度になった際に、都市ガスを漸増供給し、消化ガスと都市ガスとの合計流量が、燃料電池の所要電気出力に見合う量となるように供給して燃料電池の運転を継続し、都市ガス供給量の増大もしくは消化ガス供給圧力の回復により、消化ガス供給流量調節弁の開度が減少し、所定の設定下限開度になった際には、都市ガス供給量を漸減して燃料電池の運転を継続する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
主原燃料ガスとしての消化ガスと、補助的原燃料ガスとしての都市ガスやLPGなどの第二の原燃料ガスとを改質して水素リッチな改質ガスを生成する改質器と、この改質ガスと酸化剤ガスとを電気化学的に反応させて発電する燃料電池とを備えた燃料電池発電装置の運転方法において、 前記消化ガスの改質器への供給装置は、消化ガスの発生量の変動に伴う圧力を緩和するバッファタンクを有し、常時は、前記消化ガスを所定の供給圧力の下で、前記燃料電池の電気出力に応じて、消化ガス供給流量調節弁の開度制御を行って供給し、 前記消化ガスの供給圧力が減少した際の異常時には、前記消化ガス供給流量調節弁の開度が増大して所定の設定上限開度になった際に、前記第二の原燃料ガスを漸増供給し、消化ガスと第二の原燃料ガスとの合計流量が、燃料電池の所要電気出力に見合う量となるように供給して燃料電池の運転を継続し、前記第二の原燃料ガスの供給量の増大もしくは消化ガスの供給圧力の回復により、前記消化ガス供給流量調節弁の開度が減少し、所定の設定下限開度になった際には、前記第二の原燃料ガスの供給量を漸減して燃料電池の運転を継続することを特徴とする燃料電池発電装置の運転方法。
IPC (2件):
H01M8/06 ,  H01M8/04
FI (3件):
H01M8/06 Z ,  H01M8/06 G ,  H01M8/04 P
Fターム (9件):
5H027AA04 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA13 ,  5H027BA16 ,  5H027BA17 ,  5H027KK01 ,  5H027MM01 ,  5H027MM26

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