特許
J-GLOBAL ID:200903081773957849

回転陽極X線管及びそれを用いたX線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-300468
公開番号(公開出願番号):特開平9-120787
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】X線管のX線源の移動量情報をもとに、陰極からの電子流の軌道を偏向してX線源の位置を移動し、陽極ターゲットの熱膨張等によるX線源の変位を補償することを目的とする。【解決手段】X線管の陰極の集束体に取り付けられたフィラメントの長手方向の両端に、集束板を絶縁して配置し、該集束板にバイアス電圧を印加することによりフィラメントからの電子流を偏向する。別に、X線検出器を用いて陽極ターゲットの熱膨張によるX線源の移動量を検出し、この検出された移動量に基づき集束板のバイアス電圧を制御することにより、前記電子流の偏向量を調整し、X線源の変位を補償する。
請求項(抜粋):
熱電子を放出するフィラメントと、該フィラメントからの熱電子を集束するための集束溝をもつ集束体と、前記フィラメントの長手方向の両端部に近接して前記集束体に支持されて、前記フィラメントの長手方向の電子を集束する集束板とを有する陰極部材と、該陰極部材と対向して配置された陽極ターゲットと、該陽極ターゲットを回転自在に支持する回転機構部とを有する陽極部材と、前記陰極部材と前記陽極部材とを真空気密に封入する外囲器とを具備する回転陽極X線管において、前記フィラメントから放出される電子の焦点長さ方向の電子軌道を偏向するために、前記フィラメントの両端部に配した集束板に偏向電圧を印加する手段を具備することを特徴とする回転陽極X線管。
IPC (2件):
H01J 35/14 ,  H01J 35/10
FI (2件):
H01J 35/14 ,  H01J 35/10 Z

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