特許
J-GLOBAL ID:200903081777182361

流体クロマトグラフィのための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-524155
公開番号(公開出願番号):特表平8-509551
出願日: 1994年04月25日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】粒子状分離媒体の懸濁液がクロマトグラフ・カラム(1)の一端に入れられる、粒子状分離媒体を液体クロマトグラフ・カラムに充填する方法において、液体が第1のフィルタ(5)を通る間に粒子がフィルタによって保持されるようにカラム(1)の一端部が第1のフィルタ(5)によって閉じられている。充填作業が終わった後で、カラム(1)の他端が第2のフィルタ(12)で閉じられる。本発明によれば、カラムの端部に対して軸方向に移動でき、内部に第2のフィルタ(12)が配置される入口要素(2)を介して粒子状分離媒体の懸濁液が供給される。充填作業中は、粒子状分離媒体がフィルタ(12)の上側から前記フィルタの側縁部を通ってカラムの内部(14)まで流れることができる位置に入口要素(2)とフィルタ(12)とが保持される。充填作業が終わった後で、液体圧を維持しながら、入口要素(2)はカラムの端部へ向かってフィルタ(12)を通ることが阻止される位置まで動かされ、その後で入口要素(2)はその位置に固定される。本発明はこの方法を実施するカラムにも関する。
請求項(抜粋):
粒子が保持されつつ液体が通り抜けるように第1のフィルタ(5)によって一端が閉じられた液体クロマトグラフ・カラム(1)の一端に粒子状分離媒体の懸濁液を導入すると共に、前記カラムの充填が終ったときに該カラムの他端を第2のフィルタ(12)で閉鎖することによって、前記粒子状分離媒体を液体クロマトグラフ・カラムに充填する方法であって、前記カラムの端部に関して軸方向に変位自在であり、内部に第2のフィルタ(12)が装着された入口要素(2)を介して粒子懸濁液を供給する段階と、充填作業中、入口要素(2)及びフィルタ(12)を、前記粒子懸濁液がフィルタ(12)の上側からフィルタの側縁部を通ってカラム(1)の内部(14)まで通過することができる位置に保持する段階と、充填作業が終わった後、液体圧を維持しながら入口要素(2)を前記カラムの端部へ向かって、フィルタ(12)における通過が妨げられる位置まで変移させる段階と、この位置に入口要素(2)を固定する段階とを特徴とする方法。
IPC (2件):
G01N 30/56 ,  B01D 15/00
FI (2件):
G01N 30/56 A ,  B01D 15/00 H

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