特許
J-GLOBAL ID:200903081779719370

吸音材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-291504
公開番号(公開出願番号):特開平9-134180
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】騒音源が多数存在し、異なる周波数レベルの騒音が発生したとしても、その騒音を効率的に吸収する。【解決手段】フードパネルPのエンジンルーム側の面には吸音材1が取着されており、同吸音材1は、フェルト層2と同フェルト層2に重ね合わせるように設けられた共鳴層3とを有する。フェルト層2は騒音の発生源に近い側(図の下側)に配置されるのに対し、共鳴層3は騒音の発生源に遠い側(図の上側)に配置される。共鳴層3は、一定間隔で設けられた多数の孔5a有する有孔板5と、その背後に設けられた空気層6とにより構成されている。主としてフェルト層2にて高周波数領域の騒音が吸収される。また、主として共鳴層3にて比較的低周波数領域の騒音が吸収される。この場合、フェルト層2が共鳴層3よりも騒音の発生源に近い側に配置されるため、騒音が有孔板にて反射されるといった不都合が解消され、効率的に騒音を吸収することができる。
請求項(抜粋):
被取着体に取着され、当該被取着体の内側で発生した騒音の伝播を抑制するための吸音材であって、不織繊維層よりなる高周波数領域吸収層と、同高周波数領域吸収層に重ねられるようにして設けられ、有孔板及びその背後の空気層よりなる低周波数領域吸収層とを備え、前記高周波数領域吸収層を騒音の発生源に近い側に配置すると共に、前記低周波数領域吸収層を騒音の発生源に遠い側に配置したことを特徴とする吸音材。
IPC (3件):
G10K 11/16 ,  B60R 13/08 ,  E04B 1/86
FI (4件):
G10K 11/16 D ,  B60R 13/08 ,  E04B 1/86 M ,  G10K 11/16 G
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-079018

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