特許

J-GLOBAL ID：200903081782712271

低温焼成用抵抗ペースト

発明者： 田口 貞美 ,  渡辺 嘉伸 ,  後沢 瑞芳 ,  坂井 徹男
出願人/特許権者： 田中貴金属インターナショナル株式会社 ,  日本放送協会
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-334075
公開番号（公開出願番号）：特開平9-153401
出願日： 1995年11月29日
公開日（公表日）： 1997年06月10日
要約：

【要約】【目的】 抵抗値ばらつきの小さな焼成抵抗体を得る事のできる低温焼成用抵抗ペーストを提供することを目的とする。【構成】 Pb2RuO7-x粉末(Xは0〜1)、Bi2RuO7ーx粉末(Xは0〜1)、CaRuO3粉末、SrRuO3粉末、及びLaRuO3粉末のうち一種類又は複数種類選んだ導電粒子と、軟化点が350°Cから550°CのPbO-SiO2-B2O3-Al2O3系ガラス粉末と、このガラス粉末の焼成時の流動を押さえるフィラーとを有機ビヒクル中に分散させた抵抗ペーストとする。フィラーはAl2O3粉末、ZrO2粉末、TiO2粉末、及び軟化点が750°Cから850°Cのガラス粉末から選ばれ、有機ビヒクルを含まない粉体成分の3〜30wt%を含有する。

請求項（抜粋）：

ルテニウム酸鉛粉末、ルテニウム酸ビスマス粉末、ルテニウム酸カルシウム粉末、ルテニウム酸ストロンチウム粉末、及びルテニウム酸ランタン粉末のうちの一種類又は複数種類選んだ導電粒子と、軟化点が350°Cから550°CのPbO-SiO2-B2O3-Al2O3系又はPbO-SiO2-B2O3-Al2O3-ZnO系のガラス粉末と、焼成中のガラス熔解による抵抗体の流動を押さえるフィラーとを、有機ビヒクル中に分散させてなる低温焼成用抵抗ペースト。