特許
J-GLOBAL ID:200903081785175153

受信方法及び受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-058137
公開番号(公開出願番号):特開平11-261524
出願日: 1998年03月10日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】本発明は、複数の伝搬経路を介して受信された遅延信号の遅延タイミングを短時間で検出して正確に復調するようにする。【解決手段】本発明は、受信開始時に複数の遅延信号の位相を調べることにより遅延タイミングをそれぞれ検出すると共に、当該遅延タイミングにそれぞれ応じた位相の拡散符号で逆拡散して復調し、受信開始時以降は前回検出した遅延信号の中で最も早く到着した遅延信号の遅延タイミングを基準とした所定の検出範囲内で、複数の遅延信号の位相を調べることにより遅延タイミングをそれぞれ検出すると共に、当該遅延タイミングにそれぞれ応じた位相の拡散符号で複数の遅延信号を復調し、検出範囲内で遅延タイミングを検出できなくなつた場合、前回検出した遅延信号の中で最も早く到着した遅延信号の遅延タイミングを基準として検出範囲を所定範囲に拡げるようにする。
請求項(抜粋):
送信側において拡散符号によつて帯域拡散された変調信号を複数の伝搬経路を介してそれぞれ受信した後、当該受信した受信信号に含まれている複数の遅延信号をそれぞれ所定の遅延タイミングで復調する受信方法において、受信開始時に上記受信信号に含まれている上記複数の遅延信号の位相を調べることにより当該複数の遅延信号の遅延タイミングをそれぞれ検出すると共に、当該遅延タイミングにそれぞれ応じた位相の拡散符号で逆拡散することにより上記複数の遅延信号を復調し、上記受信開始時以降は前回検出した遅延信号の中で最も早く到着した上記遅延信号の遅延タイミングを基準とした所定の検出範囲内で、上記複数の遅延信号の位相を調べることにより当該複数の遅延信号の遅延タイミングをそれぞれ検出すると共に、当該遅延タイミングにそれぞれ応じた位相の拡散符号で上記複数の遅延信号を復調し、上記検出範囲内で上記遅延タイミングを検出できなくなつた場合には、上記前回検出した遅延信号の中で最も早く到着した遅延信号の上記遅延タイミングを基準として当該検出範囲を所定範囲に拡げることを特徴とする受信方法。
IPC (2件):
H04J 13/00 ,  H04B 1/10
FI (2件):
H04J 13/00 A ,  H04B 1/10 A

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