特許
J-GLOBAL ID:200903081790845701

触媒温度制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-061403
公開番号(公開出願番号):特開平11-257125
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 ディーゼルエンジンの排ガス処理用のNOx触媒がHCの付着によって被毒するのを防止すると共に、触媒を被毒状態から回復させる。【解決手段】 車両に搭載されたエンジンの場合、減速運転状態になると排ガスの温度が低下するために、NOx処理のために触媒の上流側の排ガス中に添加されるHCが触媒に付着し易くなる。そこで、ステップ202においてHC付着量の推算値QHCが所定値よりも大きくなって判定手段が被毒状態であることを検出すると共に、ステップ204において減速運転状態であることを検出すると、ステップ205において吸気絞り弁を全閉させると共に、EGR弁を全開させる。それによって排ガスと触媒の温度低下が防止される。更に、触媒に付着したHCが脱離して酸化反応を起こすことにより触媒の温度を上昇させるので、減速運転状態でもHCの付着による触媒の被毒を防止することができる。
請求項(抜粋):
車両に搭載されたディーゼルエンジンの排気通路に設置された窒素酸化物浄化用触媒と、該触媒の上流側の排気通路中に炭化水素を供給する炭化水素供給手段と、前記触媒の温度を上昇させる触媒昇温手段と、窒素酸化物浄化のために炭化水素を供給すべき温度であるか否か、及び炭化水素による触媒被毒が起きているか否かを判定する判定手段とを備えているディーゼルエンジンの排ガス処理用の触媒システムにおいて、前記判定手段によって触媒が被毒状態であると判定された場合に、被毒回復の操作を行うために、車両の減速時に吸気を絞ると共に、排ガスの再循環を行うことによって、触媒の温度低下を防止することを特徴とする触媒温度制御方法。
IPC (9件):
F02D 41/02 360 ,  F02D 41/02 380 ,  F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/24 ,  F01N 3/24 ZAB ,  F02D 21/08 301 ,  F02D 41/04 360 ,  F02D 41/04 385 ,  F02M 25/07 570
FI (10件):
F02D 41/02 360 ,  F02D 41/02 380 E ,  F01N 3/20 ZAB E ,  F01N 3/24 R ,  F01N 3/24 S ,  F01N 3/24 ZAB L ,  F02D 21/08 301 D ,  F02D 41/04 360 Z ,  F02D 41/04 385 Z ,  F02M 25/07 570 J

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