特許
J-GLOBAL ID:200903081793367215
多環式芳香族化合物の製造法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-114616
公開番号(公開出願番号):特開平9-301899
出願日: 1996年05月09日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】 一般式(I)又は(II)で表される芳香環化合物に、一般式(III)表される化合物及び一般式M2Lnで表される金属化合物を反応させることを特徴とする一般式(IV)又は(V)で表される多環芳香族化合物の製造法。〔式中、Y1及びY2は、それぞれ独立して、-C(R1)-又は窒素原子を表し、Y3は、硫黄原子、酸素原子、-N(R4)-等を表し、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は、R7、R8、R9及びR10は、それぞれ独立して、水素原子、C1-10アルキル基、C1-6アルコキシ基等を表す。M1は、遷移金属を表す。Z、Lは、中性又はアニオン性配位子を表す。M2は、周期律表7ないし13族元素を表す。【効果】 防菌、防カビ効果に優れ、且つ広い範囲のカビ、菌種に対して有効である防菌、防カビ剤を提供することが可能になった。
請求項(抜粋):
一般式(I)又は(II)【化1】〔式中、Y1及びY2は、それぞれ独立して、-C(R1)-又は窒素原子を表し、Y3は、硫黄原子、酸素原子、-N(R4)-、リン、ゲルマニウム、セレン、ホウ素又はケイ素を表し、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は、それぞれ独立して、水素原子、C1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、フェニル基、シリル基、アミノ基、ホスフィノ基(該シリル基、アミノ基及びホスフィノ基は、いずれもC1-10アルキル基で置換されていてもよい)、C1-6アルコキシ基若しくは水酸基を表すか又はR1、R2、R3、R4、R5及びR6は、それら同士で結合して形成した5ないし10の環を表す。X1及びX2は、ハロゲン原子を表す。〕で表される芳香環化合物に、一般式(III)【化2】〔式中、R7、R8、R9及びR10は、それぞれ独立して、水素原子、C1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、フェニル基、シリル基、アミノ基、ホスフィノ基(該シリル基、アミノ基及びホスフィノ基は、いずれもC1-10アルキル基で置換されていてもよい)、C1-6アルコキシ基若しくは水酸基を表すか又はR7、R8、R9及びR10は、それら同士で結合して形成した5ないし10の環を表す。M1は、遷移金属を表す。Zは、中性又はアニオン性配位子を表す。mは、0ないし6の整数を表す。〕表される化合物及び一般式M2Ln(M2は、周期律表7ないし13族元素を表し、Lは、アニオン性残基を表し、nは、M2の酸化数に対応する整数を表す)で表される金属化合物を反応させることを特徴とする一般式(IV)又は(V)【化3】〔式中、Y1、Y2、Y3、R2、R3、R5、R6、R7、R8、R9及びR10は、上記と同じ意味を表す〕で表される多環芳香族化合物の製造法。
IPC (26件):
C07C 15/24
, C07B 37/10
, C07C 1/32
, C07C 13/54
, C07C 13/58
, C07C 13/66
, C07C 15/28
, C07C 15/58
, C07C 15/60
, C07C 41/30
, C07C 43/20
, C07C 43/215
, C07C 43/23
, C07C209/68
, C07C211/57
, C07C211/58
, C07C211/61
, C07C213/08
, C07C215/86
, C07C215/88
, C07C217/94
, C07D333/54
, C07F 5/02
, C07F 7/08
, C07F 9/50
, C07F 9/6553
FI (28件):
C07C 15/24
, C07B 37/10
, C07C 1/32
, C07C 13/54
, C07C 13/58
, C07C 13/66
, C07C 15/28
, C07C 15/58
, C07C 15/60
, C07C 41/30
, C07C 43/20 D
, C07C 43/215
, C07C 43/23 A
, C07C 43/23 D
, C07C209/68
, C07C211/57
, C07C211/58
, C07C211/61
, C07C213/08
, C07C215/86
, C07C215/88
, C07C217/94
, C07D333/54
, C07F 5/02 A
, C07F 7/08 C
, C07F 7/08 R
, C07F 9/50
, C07F 9/6553
引用文献:
審査官引用 (1件)
-
日本化学会第70春季年会講演予稿集II,1350頁
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