特許
J-GLOBAL ID:200903081799842187

トランスミッション制御クラッチのための較正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-155667
公開番号(公開出願番号):特開平6-064464
出願日: 1993年06月25日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 パワーシフトトランスミッション用の比例制御弁を制御するための主要パラメータを決定する方法を提供すること。【構成】 パワーシフトトランスミッション12の液圧動作式ブレーキ及びクラッチ要素の有する充填圧力を較正するため、トランスミッション18の出力軸13を車両駆動軸16から切り離してトランスミッション出力軸が回転自在となるようにし、較正対象の制御要素以外のあるものに最大圧力をかけ、較正対象の制御要素の一部の回転を防止するようにした。エンジン10を所定の速度で運転し、エンジン速度を監視しつつ、前記較正対象制御要素に加える圧力を徐々に高めていく。エンジン速度が所定量だけ変化した時、値を較正圧力に対応付けてセーブする。車両の動きを感知した場合、トランスミッションを自動的に中立位置にシフトする。制御要素を最初に係合するのに必要な液圧流体の体積も、同様に較正することができる。
請求項(抜粋):
パワートレーンにおける車両のパワーシフトトランスミッションのための制御システムにおいて、該パワートレーンは、前記トランスミッションを駆動するエンジンと、前記トランスミッションの出力軸を、車両駆動軸に接続及びそれから切断する切断装置と、前記トランスミッションをシフトする複数の液圧作動型制御要素であって、少なくとも1つが電気液圧式比例制御弁によって動作するようにした前記の複数の液圧作動型制御要素とを有し、前記比例制御弁によって制御するようにした制御要素に関連する液圧パラメータを決定する方法であって、a)前記切断装置の係合を解除して、前記トランスミッション出力軸を回転自在にするステップ、b)較正対象の制御要素以外の前記複数の制御要素のあるものの係合を制御して、前記較正対象の制御要素の部分間の相対的回転を発生させるステップ、c)前記エンジンを所定の速度範囲内で動作させるステップ、d)前記比例制御弁に印加する信号を変化させ、エンジン速度を監視しつつ、前記較正対象の制御要素に関連する液圧パラメータを徐々に変化させるステップ、及びe)前記モニタ中のエンジン速度が所定量だけ変化した時、前記比例制御弁に供給する信号値を、液圧パラメータ較正値として、セーブするステップ、とからなることを特徴とする方法。
IPC (2件):
B60K 41/28 ,  F16H 61/00
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平2-097732
  • 特開平3-234925
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-097732
  • 特開平3-234925

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