特許
J-GLOBAL ID:200903081803018974

機能的傾斜材料からなる製品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-076379
公開番号(公開出願番号):特開平7-247188
出願日: 1991年04月09日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 異なる性質及び異なる物理特性を有する少なくとも2種類の材料をそれらの材料で構成する遷移相を介して結合した複合体又は製品の製造方法を提供する。【構成】 異なる性質を有し互に親和力のない2種類の構成材料を一体で結合するために、両者の間に遷移相を設け、この相内では任意のパターンに従って変わる比率で両方の材料が十分に混和されている。該遷移相を作るために変化がある気孔率を有する片方の材料を作り、そしてこの気孔に第2の材料を流体状態で導き次いで凝固させる。
請求項(抜粋):
セラミック材料成分と少なくとももう1つの非セラミック材料成分とを、任意のプロフィールに従って傾斜をつけた比率にあるこれらの成分の混合物を含んでなる遷移相を介して一体に相互に結合させる硬質複合体の製造方法は、(1)該非セラミック成分に表面結合させるセラミック材料成分を作り、該表面付近のセラミック材料の構造が該プロフィールに従って変わる気孔率密度を有する多孔質であり;(2)非セラミック成分又はその先駆物質を開気孔をもつ多孔質構造に溶浸できる一時流体の状態に変え;(3)セラミック材料成分からなる該多孔質構造を流体状態の該非セラミック成分と接触させて非セラミック成分をセラミック成分の気孔に含浸させ、流体を再び固体に変えることによって該非セラミック成分とセラミック成分とが傾斜をつけた混和物となる該遷移相を作り;(4)間にはさんだ該遷移相を用いて該セラミック及び非セラミック成分を一体に結合する工程を含み、前記工程(1)で作るセラミック成分からなる該多孔質構造が少なくとも90容量パーセントの溶浸性気孔率をもつ予備焼結した溶融組織を有することを特徴とする前記硬質複合体の製造方法。
IPC (3件):
C04B 41/85 ,  C04B 37/02 ,  C04B 38/06

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