特許
J-GLOBAL ID:200903081803827597

通信ネットワークにおける故障位置を識別するための方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-502298
公開番号(公開出願番号):特表平11-507780
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】通信ネットワークの不良通信回路(42A)上の全てのノード(12〜24)がイネーブルされ、通信回路不良を起こしている故障(92)の位置を識別する。通信回路上の入り信号の損傷を検出すると(402)、通信回路上の各ノード(12〜24)は先ず故障が各ノードのすぐ上流の通信回路部分(42)にあると想定し、それに従って故障位置の識別子をその下流のノード(18〜24)へ送信する(410)。各ノード(12〜24)はその識別子を周期的にその下流のノード(18〜24)へ送ることを繰り返す(410)。少なくとも所定回数その識別子を送信したノード(12〜24)は、その回数の間にそのノードの上流の他のノードから類似の識別子を受信しない場合(406)、又はその回数の間に正常信号を検出しない場合には、通信回路上の故障を正しく識別している識別子を送信したと判定される(414)。一方、識別子を所定回数送信することを完了する前にノード(18〜24)が故障位置識別子をそのノードの上流のノード(12〜16)から受信すると(418)、そのノードは自身の識別子を下流へ送信することを中止する。同一の故障位置識別子を上流のノード(18〜24)から所定回数受信すると、そのノードはさらに受信した識別子が正しい故障位置を表していることを認識する。
請求項(抜粋):
複数のノード及びこれらノードを相互接続する複数の通信回路を有し、1つの通信回路に沿ったノードのそれぞれがこの通信回路の故障によって生じた故障信号を検出する通信ネットワークにおいて、上記通信回路に沿った上記各ノードが上記通信回路中の上記故障の位置を識別するための方法であって、 上記各ノードによって発信された故障位置識別子を上記通信回路に周期的に送信するステップと、 上流のノードから別の識別子又は正常な信号を受信すると、上記発信された故障位置識別子の送信を中止するステップと、 上記発信された故障位置識別子が少なくとも所定回数送信された場合に、上記発信された故障位置識別子が正しい故障位置を表していることを確認するステップ とを具備することを特徴とする故障位置識別方法。
IPC (5件):
H04L 12/24 ,  H04J 3/00 ,  H04J 3/14 ,  H04L 12/26 ,  H04L 12/437
FI (4件):
H04L 11/08 ,  H04J 3/00 W ,  H04J 3/14 Z ,  H04L 11/00 331

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