特許
J-GLOBAL ID:200903081804067731
タスクスケジューリング方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-079232
公開番号(公開出願番号):特開平5-242051
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 マルチプロセッサシステム上でのプログラム実行時間の短縮,演算処理装置の効率的な使用を可能にする。【構成】 ソースプログラム1の翻訳時、コンパイラ2は、実行時情報格納部4内の情報を参照しタスクの実行開始からプログラム全体の終了迄の時間が長いタスク程高いプライオリティを与え、所定台数の演算処理装置につき空きがでる度に現時点で実行可能なタスクの内最もプライオリティの高いタスクを割り当てた場合の実行状況を求め、次に実行中タスクより高いプライオリティのタスクが発生したときに演算処理装置の横取りを許すとプログラムの実行時間が増加する横取りを無くす為にタスクのプライオリティを変更する。実行時、実行管理部3はコンパイル時の決定内容に基づきより高いプライオリティのタスクに優先して演算処理装置を与え、またタスクの実行時情報を収集して実行時情報格納部4に格納する。
請求項(抜粋):
複数の演算処理装置を備え、1つのプログラムを複数のタスクに分割して同時に実行することが可能なマルチプロセッサシステムにおけるタスクスケジューリング方式において、ソースプログラムのコンパイル時に、タスクの実行開始からプログラム全体の終了までの時間が長いタスクほど高いプライオリティを与え、予め定められた台数の演算処理装置について演算処理装置が空き状態になる度にその時点で実行可能なタスクのうち最もプライオリティの高いタスクを割り当てた場合の実行状況を求める処理を行い、次に、現在実行中のタスクより高いプライオリティのタスクが発生したときに演算処理装置の横取りを許した場合にプログラムの実行時間が増加する横取りが発生する箇所をコンテキスト・スイッチのオーバーヘッドを考慮して調べ、そのような箇所では横取りが行われないように前記決定されたタスクのプライオリティを変更する処理を行い、実行時に、前記コンパイル時に決定された各タスクのプライオリティに基づき、より高いプライオリティのタスクに優先して演算処理装置を与える処理を行うことを特徴とするタスクスケジューリング方式。
IPC (2件):
G06F 15/16 380
, G06F 9/46 360
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