軽金属合金鋳包み性に優れた鉄系焼結体およびその製造方法

発明者： ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：小林英一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-374650
公開番号（公開出願番号）：特開2004-204298
出願日： 2002年12月25日
公開日（公表日）： 2004年07月22日
要約：

【課題】アルミニウム合金等の軽金属合金鋳包み性に優れた鉄系焼結体およびその製造方法を提供する。【解決手段】鉄系粉末と、混合粉中のCu含有量が5〜40質量%となるように配合された銅粉と、混合粉中のC含有量が0.5 〜2.5 質量%となるように配合された黒鉛粉と、潤滑剤粉末とあるいはさらに被削性改善用微細粒子粉と、を混合し混合粉としたのち、該混合粉を金型に装入し、焼結体で所望の平均熱膨張係数となるように加圧成形し,焼結して焼結体とし、さらに、焼結体にショットブラスト処理あるいはさらに水蒸気処理を施し表面粗さをRzで10〜100 μmとする。これにより軽金属合金で鋳包み時の密着性および接合強度が増加し鋳包み性が向上する。なお、純鉄粉に代えて、マルテンサイト系ステンレス鋼粉、フェライト系ステンレス鋼粉としても、あるいはさらにCr、Mo,W粉等をさらに配合してもよい。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

質量%で、C:0.5 〜2.5 %、Cu:5〜40%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、空孔と、基地中に遊離Cu相が分散した組織とを有し、室温から200 °Cまでの平均熱膨張係数が13.5×10-6/°C以下、表面粗さがRzで10〜100 μmであり、軽金属合金に鋳包れて使用されることを特徴とする鉄系焼結体。

IPC (9件)：

C22C38/00 , B22D19/00 , B22F3/11 , B22F3/24 , C22C33/02 , C22C38/16 , C22C38/58 , C23C8/18 , F02F1/00

FI (13件)：

C22C38/00 304 , B22D19/00 F , B22D19/00 G , B22F3/11 Z , B22F3/24 E , B22F3/24 J , C22C33/02 B , C22C33/02 C , C22C33/02 101 , C22C38/16 , C22C38/58 , C23C8/18 , F02F1/00 D

Fターム (25件)：

3G024AA39 , 3G024AA55 , 3G024GA02 , 3G024GA06 , 3G024GA08 , 3G024HA02 , 3G024HA07 , 3G024HA17 , 4K018AA29 , 4K018AA33 , 4K018AB01 , 4K018AB03 , 4K018AB04 , 4K018AB05 , 4K018AB07 , 4K018AC01 , 4K018BC12 , 4K018CA11 , 4K018DA11 , 4K018DA18 , 4K018DA31 , 4K018FA05 , 4K018FA28 , 4K018KA22 , 4K018KA70

引用特許：

出願人引用 (2件)

アルミニウム合金製ピストン
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-007610 出願人：株式会社リケン
軽合金部材補強用多孔質金属焼結体およびその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-264749 出願人：日本ピストンリング株式会社

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