特許
J-GLOBAL ID:200903081812924619
アルカリ蓄電池用ニッケル電極およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-234427
公開番号(公開出願番号):特開平11-073953
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 作動電圧を低下させることなく、かつ活物質利用率が向上したアルカリ蓄電池用ニッケル電極を得る。【解決手段】 焼結基板を硝酸ニッケルを主体とする水溶液に浸漬し、乾燥させて焼結基板の細孔内に硝酸ニッケルを析出させた後、水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬して硝酸ニッケルを水酸化ニッケルに置換する。この処理を所定回数繰り返して焼結基板の細孔内に水酸化ニッケルを充填した電極を得た後、25°Cにて2mol/lの硝酸コバルト水溶液に浸漬して、この電極の表面に硝酸コバルトを保持させる。ついで、80°Cで乾燥させた後、25°Cにて8N-水酸化ナトリウム水溶液に浸漬して、硝酸コバルトを水酸化コバルトに置換する。その後、水洗した後、100°Cで乾燥させてニッケル電極を作製する。このように作製されたニッケル電極の表面には結晶性が低いβ-水酸化コバルトが形成される。
請求項(抜粋):
水酸化ニッケルを主成分とする正極活物質を備えたアルカリ蓄電池用ニッケル電極であって、前記正極活物質を保持させたニッケル電極の表面にX線回析における(1,0,1)面に対応するピークの半値幅が0.3以上のβ-水酸化コバルトを主体とする層を備えたことを特徴とするアルカリ蓄電池用ニッケル電極。
IPC (3件):
H01M 4/32
, H01M 4/26
, H01M 4/52
FI (3件):
H01M 4/32
, H01M 4/26 E
, H01M 4/52
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