特許
J-GLOBAL ID:200903081814418400

深絞り成形性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-085565
公開番号(公開出願番号):特開平5-287386
出願日: 1992年04月07日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【構成】 深絞り性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法において、C:0.02wt%を超え0.14wt%以下、Si:1.5 wt%以下、Mn:0.01〜1.5 wt%、Cu:0.6 〜2.5wt%、Al:0.100 wt%以下、N:0.0100wt%以下、S:0.020 wt%以下及びP:0.020 wt%以下を含み、かつTi:1.0 wt%以下、Nb:1.0 wt%以下の1種又は2種を、(Ti/4+Nb/8)/Cが1以上を満足する条件で含有する基本成分組成になり、残部はFe及び不可避的不純物よりなる鋼スラブを、950 〜1250°Cに加熱し、引き続き熱間圧延を、仕上温度が600 °C以上、950 °C以下で行い、次いで700 °C以下、室温以上の温度で巻き取った後、冷間圧延を圧下率60〜95%で行い、その後再結晶焼鈍を750 〜900 °Cで10 s以上施す。【効果】 従来技術では到達できなかった水準の高強度-高r値バランスを有する冷延鋼板が得られる。
請求項(抜粋):
C:0.02wt%を超え0.14wt%以下、Si:1.5 wt%以下、Mn:0.01〜1.5 wt%、Cu:0.6 〜2.5 wt%、Al:0.100 wt%以下、N:0.0100wt%以下、S:0.020 wt%以下及びP:0.020 wt%以下を含み、かつTi:1.0 wt%以下、Nb:1.0 wt%以下の1種又は2種を、(Ti/4+Nb/8)/Cが1以上を満足する条件で含有する基本成分組成になり、残部はFe及び不可避的不純物よりなる鋼スラブを、950 〜1250°Cに加熱し、引き続き熱間圧延を、仕上温度が600 °C以上、950 °C以下で行い、次いで700 °C以下、室温以上の温度で巻き取った後、冷間圧延を圧下率60〜95%で行い、その後再結晶焼鈍を750 〜900 °Cで10 s以上施すことを特徴とする深絞り性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16

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