特許
J-GLOBAL ID:200903081814495057

圧電トランス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮越 典明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-349560
公開番号(公開出願番号):特開平6-252466
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 変成比の比較的低い領域まで対応することができ、極めて信頼性の高い圧電トランスを提供すること。【構成】 長板状の圧電体の上下面に設けた電極と該上下面に垂直な方向に分極した入力部又は出力部と、両側面に設けた電極と該側面に垂直な方向に分極した出力部又は入力部からなり、また、縦振動の節点に入出力部の電極からの引出し線を設けた圧電トランス。例えば図1に示すように、圧電体1の上下面に入力電極2、3を設け、この上下面に垂直な方向に分極した入力部と、圧電体1の両側面に出力電極4、5を設け、この側面に垂直な方向に分極した出力部からなる圧電トランス。【効果】 変成比を主として圧電体の幅(及び厚さ)を変えることにより実現できる構成としたため、変成比が低い降圧型等の圧電トランスをも提供することができ、また、圧電体の振動による電気的接続の不安定さが解消できる。
請求項(抜粋):
長板状の圧電体と表面に形成した電極よりなる圧電トランスにおいて、長さ方向の縦振動の機械共振波長λのλ又はその整数倍の振動モ-ドで励振する構成とし、圧電体を長さ方向の中心で2等分し、一方を入力部、他方を出力部とし、一方は上下面に電極を設け、上下面に垂直な方向に分極し、他方は両側面に電極を設け、上下面に平行で側面に垂直な方向に分極したことを特徴とする圧電トランス。

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