特許
J-GLOBAL ID:200903081821224271

抗菌性皮膜の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-070178
公開番号(公開出願番号):特開2006-247585
出願日: 2005年03月14日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】 キトサンを含有し、かつ、キトサンが脱落しにくい皮膜を形成する方法を提供する。【解決手段】 ケン化度80モル%以上のポリビニルアルコールとキトサンとグリオキザールとを混合してキトサン水溶液を調整する。このキトサン水溶液は、ポリビニルアルコールの水酸基1モルに対して、キトサンのアミノ基が2〜30モルとなるように、キトサンが配合されている。また、ポリビニルアルコールの水酸基1モルに対して、グリオキザールのアルデヒド基が0.02〜2モルとなるように、グリオキザールが配合されている。このキトサン水溶液を、ポリエステル製の担体に塗布する。塗布後、乾燥して、ポリビニルアルコール及びキトサンをグリオキザールにて架橋する。この架橋と共に、水分が蒸発して皮膜が形成される。この皮膜は抗菌性に優れたものである。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ケン化度80モル%以上のポリビニルアルコールとキトサンとグリオキザールとを混合してなり、該キトサン及び該グリオキザールの量は、該ポリビニルアルコールの水酸基1モルに対して、該キトサンのアミノ基が2〜30モルとなる量で、該グリオキザールのアルデヒド基が0.02〜2モルとなる量であるキトサン水溶液を、担体に塗布した後、乾燥して、該ポリビニルアルコール及び該キトサンを該グリオキザールにて架橋すると共に皮膜を形成せしめることを特徴とする抗菌性皮膜の形成方法。
IPC (5件):
B01D 39/14 ,  B01D 39/16 ,  D06M 13/12 ,  D06M 15/03 ,  D06M 15/333
FI (5件):
B01D39/14 G ,  B01D39/16 A ,  D06M13/12 ,  D06M15/03 ,  D06M15/333
Fターム (14件):
4D019AA01 ,  4D019BA13 ,  4D019BB02 ,  4D019BB03 ,  4D019BC06 ,  4D019CB06 ,  4L033AA07 ,  4L033AB05 ,  4L033AB06 ,  4L033AB07 ,  4L033AC10 ,  4L033BA09 ,  4L033CA02 ,  4L033CA29
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (10件)
  • 水性溶液組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-033613   出願人:大日精化工業株式会社
  • 特開平1-157884
  • 水性溶液組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-033637   出願人:大日精化工業株式会社
全件表示

前のページに戻る