特許
J-GLOBAL ID:200903081826516610
耐火被覆材の被覆厚の設定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
恩田 博宣
, 恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-196673
公開番号(公開出願番号):特開2005-030063
出願日: 2003年07月14日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
【課題】構造部材の形状及び火災継続時間に応じた耐火被覆材の被覆厚を正確に設定できる方法を提供する。【解決手段】火災時に発生する燃焼熱から建築物の構造部材としての角形鋼管1を保護するために、耐火被覆材としての耐火塗膜2の被覆厚を設定する。すなわち、Hp/Aと、耐火被覆材の被覆厚(T)と、構造部材が座屈温度に達する時間(FR)との関係を、関係式FR=α0+α1/(Hp/A)+α2・T+α3・T/(Hp/A)+α4・T0.1を用いて、重回帰分析により関係式中の各係数を求め、被覆厚決定式FR=-103.6+1927/(Hp/A)+2.709T+587.9T/(Hp/A)+118.5T0.1を得る。前記被覆厚決定式中のHp/Aとして被覆しようとする構造部材のHp/Aの値を代入し、FRに屋内火災保有耐火時間の値を代入することにより必要な耐火塗料の被覆厚の計算を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
火災時に発生する燃焼熱から建築物の構造部材を保護するために前記構造部材に被覆される耐火被覆材において、加熱表面積(S)と部材体積(V)との比(S/V)と、耐火被覆材の被覆厚(T)と、構造部材が座屈温度に達する時間(FR)との関係を、関係式FR=α0+α1/(S/V)+α2・T+α3・T/(S/V)+α4・T0.1を用いて、重回帰分析により関係式中の各係数(α0、α1、α2、α3、α4)を求めて被覆厚決定式を得、該決定式により耐火被覆材の被覆厚を決定することを特徴とする耐火被覆材の被覆厚の設定方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
2E001DE01
, 2E001EA05
, 2E001FA02
引用特許:
審査官引用 (1件)
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鉄骨材の耐火被覆方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-027684
出願人:株式会社竹中工務店
引用文献:
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