特許
J-GLOBAL ID:200903081830217083

固体電解コンデンサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-301310
公開番号(公開出願番号):特開2003-109851
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月11日
要約:
【要約】【課題】 導電性高分子を固体電解質に用いた固体電解コンデンサのショート発生の低減を図る。【解決手段】 タンタル粉末の焼結体をコンデンサ素子とし、3,4-エチレンジオキシチオフェン溶液と酸化剤溶液にコンデンサ素子を交互に浸漬して酸化重合して固体電解質とした固体電解コンデンサの製造方法として、コンデンサ素子を重合性モノマー溶液に浸漬し、さらに酸化剤溶液に浸漬する工程を所定回数行った後、コンデンサ素子を重合性モノマー溶液に浸漬し、さらにコンデンサ素子の陽極導出線が導出された端面の反対端部からコンデンサ素子を酸化剤溶液に所定深さまで浸漬し、導電性高分子層を形成した。コンデンサ素子に底面の角部にも所定厚さの導電性高分子層が形成されるため、この部位でのショート発生を低減することができる。
請求項(抜粋):
陽極導出線を植設し表面に誘電体酸化皮膜を形成した弁作用金属からなるコンデンサ素子を、重合性モノマー溶液と酸化剤溶液に交互に浸漬することによって誘電体酸化皮膜上に導電性高分子層を形成する工程を有する固体電解コンデンサの製造方法において、コンデンサ素子を重合性モノマー溶液に浸漬し、さらに酸化剤溶液に浸漬する工程を所定回数行った後、コンデンサ素子を重合性モノマー溶液に浸漬し、さらにコンデンサ素子の陽極導出線が導出された端面の反対端部からコンデンサ素子を酸化剤溶液に所定深さまで浸漬し、導電性高分子層を形成したことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
FI (2件):
H01G 9/02 331 E ,  H01G 9/02 331 H

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