特許
J-GLOBAL ID:200903081837484249

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-081210
公開番号(公開出願番号):特開平8-277761
出願日: 1995年04月06日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 ニードルの閉弁不良、シート力不足を解消してエンジン筒内燃焼ガスの逆流を防止する。【構成】 高圧ポンプから圧送された作動流体をなす燃料が入口ポートから第1の逆止弁を介して制御油圧室へ連通する通路と、入口ポートから第2の逆止弁を介して蓄圧室へ連通する通路とをそれぞれ独立に形成しているから、噴射開始時には従来と同様に圧電アクチュエータが収縮し、制御油圧室の圧力が低下することによりニードル弁が上昇して蓄圧室に蓄えられた高圧燃料を噴射し、噴射終了時に圧電アクチュエータが伸長しても、制御油圧室から蓄圧室へは第1の逆止弁により燃料が流出されないので、制御油圧室の圧力は上昇して十分なニードル弁の閉弁力が発生し、すみやかにニードル弁が着座し、噴射が確実に終了し、シート力不足も解消され、エンジン筒内燃焼ガスの逆流も防止される。
請求項(抜粋):
通電により伸縮する圧電アクチュエータと、これと一体的に前後動するピストン部材と、作動流体が封入され、前記ピストン部材の前進時に昇圧せしめられ、後退時に減圧せしめられる制御油圧室と、該制御油圧室と連通し、前記ピストン部材よりも径の小さい背圧室と、該背圧室に基端が臨み前記背圧室の圧力上昇に応じて前進して燃料噴口を閉じ、圧力低下に応じて後退して前記燃料噴口を開けて蓄圧室に蓄えられた高圧燃料を噴射するニードル弁とを有する蓄圧式燃料噴射装置において、高圧ポンプから圧送された燃料が入口ポートから第1の逆止弁を介して前記制御油圧室へ連通する通路と、前記入口ポートから第2の逆止弁を介して前記蓄圧室へ連通する通路とをそれぞれ独立に形成したことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (2件):
F02M 47/00 ,  F02M 61/20
FI (5件):
F02M 47/00 C ,  F02M 47/00 E ,  F02M 47/00 L ,  F02M 47/00 P ,  F02M 61/20 N
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-055437
  • 特開昭61-169654
  • 特開昭62-067275

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