特許
J-GLOBAL ID:200903081838115026

既存建物の免震化工法および免震装置の耐火被覆構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-176676
公開番号(公開出願番号):特開2001-003576
出願日: 1999年06月23日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 免震装置に耐火被覆が必要な箇所においても、免震化作業と並行して、簡便に上記免震装置周りに耐火被覆を施すことができて経済性に優れる既存建物の免震化工法および免震装置の耐火被覆構造を提供する。【解決手段】 免震装置6が挿通可能な開口部2が形成されるとともに周方向に分割された管状部材4によって軸力材1を囲繞し、管状部材4の分割部分を互いに接合した後に、免震装置6を挿入すべき範囲を残して軸力材1と管状部材4との間に硬化性充填剤5を注入して固化させ、次いで免震装置6を挿入すべき範囲の軸力材1を切断し、軸力材1の切断部位に免震装置6を挿入した後に、免震装置6の外方に位置する管状部材4を地震発生時に上下部が互いに干渉しない幅寸法のみ切断して管状部材4を上下方向に分離させるとともに、上記工程のいずれかにおいて、管状部材4の硬化性充填剤5が充填されていない裏面に耐火被覆材10を貼設する。
請求項(抜粋):
既存建物の軸力材の所望の部位に、免震装置を介装するとともに、上記免震装置の外周に耐火被覆を施す既存建物の免震化工法であって、上記免震装置を挿入すべき範囲に当該免震装置が挿通可能な開口部が形成されるとともに周方向に分割された管状部材によって上記軸力材を囲繞し、次いで上記管状部材の分割部分を互いに接合した後に、上記免震装置を挿入すべき範囲を残して上記軸力材と上記管状部材との間に硬化性充填剤を注入して固化させ、次いで上記免震装置を挿入すべき範囲の上記軸力材を切断し、上記軸力材の切断部位に上記免震装置を挿入した後に、上記免震装置の外方に位置する管状部材を地震発生時に上下部が互いに干渉しない幅寸法のみ切断して上記管状部材を上下方向に分離させるとともに、上記工程のいずれかにおいて、上記管状部材の上記硬化性充填剤が充填されていない裏面に耐火被覆材を貼設することを特徴とする既存建物の免震化工法。
IPC (3件):
E04G 23/02 ,  E04B 1/94 ,  E04H 9/02 331
FI (3件):
E04G 23/02 D ,  E04B 1/94 ,  E04H 9/02 331 Z
Fターム (13件):
2E001DE01 ,  2E001EA01 ,  2E001EA05 ,  2E001FA02 ,  2E001GA12 ,  2E001GA14 ,  2E001HA14 ,  2E001KA01 ,  2E001KA07 ,  2E001LA04 ,  2E176AA01 ,  2E176AA07 ,  2E176BB28

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