特許
J-GLOBAL ID:200903081839634949

トルク定数可変型モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-005597
公開番号(公開出願番号):特開平5-199705
出願日: 1992年01月16日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 より小型簡素な構成を有するトルク定数可変型モータを実現する。【構成】 ロータ本体16の内部にシリンダ45を組み込む。シリンダ45の内部には油圧又はボールネジによってモータ軸方向に駆動させるピストン46を設ける。ピストン46はスラストリング28にベアリング48を介して連結され、スラストリング28はヨーク22に連結される。ピストン46がロータ軸方向に移動すると、この移動がスラストリング28を介してヨーク22に伝達し、ヨーク22及びその表面の永久磁石24がロータ軸方向に摺動する。ステータのコア34との位置関係が変化し、作用磁束面積及び/又はギャップが変化する結果、出力トルク及び最大速度が変化する。【効果】 ロータとステータの位置関係を変化させる手段がロータの内部に組み込まれるため全体構成が簡素となり小型化する。
請求項(抜粋):
ハウジングに固着され磁束を発生させるステータと、ステータの磁束と鎖交するよう外面に磁性体が設けられステータの内側で回転する円筒状のロータと、ロータの軸又はその近傍に設けられ当該軸と平行な方向の成分を有する運動を発生させるピストンと、ピストンの運動により磁性体がロータの軸と平行な方向に摺動するよう両者を機械的に連結すると共に、ロータの回転に伴う磁性体の回転をベアリングの転がりにより吸収する連結部材と、を備え、磁性体をロータの軸の方向に摺動させステータとの位置関係を変化させて出力トルクを変化させることを特徴とするトルク定数可変型モータ。

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