特許
J-GLOBAL ID:200903081839639363

車両用方位計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-001760
公開番号(公開出願番号):特開平5-034156
出願日: 1988年08月26日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 精度良く地磁気方位センサ1の出力円中心座標値が得られ、しかも補正のために1周旋回走行をしなくて済む車両用方位計を提供する。【構成】 走行中に得られる全ての地磁気方位センサ1の出力値を利用し、しかも各出力値には出力回数に比例した重み付けをする。そして、センサ出力値によって描かれる円が真円を描くべく、上記重み付け値に基づいて出力円中心座標値を求め、その値が算出されたときの重み付け値に基づいて中心座標値を補正する。
請求項(抜粋):
地磁気方位センサにより検出される地磁気成分を、水平面上で互いに直交する2方向の成分に分解し、両地磁気成分が示す座標位置へ該位置が含まれるべき出力円の中心座標値から向かう方向に基づいて、車両の走行方位を求める車両用方位計において、上記地磁気方位センサから逐次出力される出力値を出力円の含まれる座標上の所定領域毎にその出力回数とともに記憶する出力値記憶手段と、上記所定領域に出力された出力回数に基づいて出力値に重み付けをする出力値重み付け手段と、地磁気方位センサより逐次出力される出力値の所定個の平均値を算出することにより上記出力円の中心座標値および半径の仮想値を算出する仮想値算出手段と、上記重み付けされた出力値に基づいて中心値設定用の出力値を選定する出力値選定手段と、上記仮想値に基づいて与えられる出力円の中心座標値と上記選定される出力値との座標上の距離と、上記仮想値に基づいて与えられる出力円の半径との差の累乗の和を算出する累乗和算出手段と、上記累乗和を最小にする仮想値算出のため、各仮想値の修正量を演算する修正量演算手段と、上記各仮想値の修正量がいずれも所定値以下の場合、そのときの仮想中心値および上記重み付け値に基づいて、出力円の中心座標値を補正する中心座標値補正手段と、を有することを特徴とする車両用方位計。
IPC (2件):
G01C 17/38 ,  G01C 17/28

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