特許
J-GLOBAL ID:200903081841329991

印刷物の識別法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-323309
公開番号(公開出願番号):特開平10-149473
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 銀行券、株券、債券等の有価証券、切手等の偽造変造防止を必要とする印刷物を形成する印刷インキ中に含まれる樹脂あるいは顔料等を、非破壊により測定し、得られる近赤外スペクトルのわずかな違いを統計的に処理することにより、真偽判別を行う印刷物の識別法を提供する。【解決手段】 印刷物を形成する印刷インキ中に含まれる樹脂あるいは顔料等を、得られたスペクトルを統計処理することでパターン認識のできるフーリエ変換近赤外線分析装置(FTNIR)を用いて、該装置の光ファイバープローブを印刷物に密着し、密着部分の近赤外スペクトルを統計処理することにより測定し、印刷物の識別法の手段としている。
請求項(抜粋):
光源からの光を干渉計により干渉光とし、光ファイバープローブを通して試料に干渉光を照射、受光し、検出器により得られた信号をフーリエ変換する手段と、前記フーリエ変換した波数4,500〜10,000cm1の近赤外スペクトルを吸光度変換、微分処理及び標準化処理を任意に組み合わせて処理したデータを、ケモメトリックスにおける多変量解析を行うことでパターン認識を行う手段とを備えたフーリエ変換近赤外線分析装置(FTNIR)において、前記光ファイバープローブを印刷物に直接接触させて測定することと、得られた近赤外スペクトルを波数範囲を5,400〜6,400cm1に限定することを特徴とし、クリアコートした樹脂や樹脂と顔料を混合して塗布した印刷物を、非破壊により、予め作成された標準試料による既知の判別モデルに比較して判別あるいは識別し、真偽判別することを特徴とする印刷物の識別法。
IPC (6件):
G07D 7/00 ,  G01J 3/00 ,  C09D 11/00 ,  C09D107/00 ,  C09D133/00 ,  C09D201/00
FI (6件):
G07D 7/00 E ,  G01J 3/00 ,  C09D 11/00 ,  C09D107/00 ,  C09D133/00 ,  C09D201/00
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る