特許
J-GLOBAL ID:200903081843055414

形状モデラ用形状復元装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-251259
公開番号(公開出願番号):特開平6-103342
出願日: 1992年09月21日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】 局所的アンドゥ法を実現して、素形材等の複雑な形状モデルを作成する場合の形状の復元を無駄なく容易に行い得るようにすることを目的とする。【構成】 形状モデラ1が演算で形状を消滅させる際に、残す領域と消滅させる領域との境界のエッジとそれに接続されたフェイスとの組にその消滅させる領域の前記境界のエッジを特定し得るポインタを付与するポインタ付与手段3と、前記消滅させる領域をデッドシェルとして、それを階層的に関連づけて複数保有し得るデッドシェル保有手段4と、作成された形状モデルと復元する領域との境界のエッジとそれに接続されるフェイスとの組が指定されると、前記デッドシェルの内からその指定された組に付帯するポインタで特定されたエッジを持つものを捜し出し、そのデッドシェルの領域が形成する形状を結合演算により前記形状モデルに結合して復元する形状結合手段5と、を具えるものである。
請求項(抜粋):
二つの図形から一つの図形を生成させる演算を繰り返し行って形状モデルを作成する、立体もしくは曲面を取り扱うことができる形状モデラ(1)に用いられ、該形状モデラが前記演算によって消滅させた形状を、作成された形状モデル中に復元する形状復元装置(2)において、前記形状モデラが前記演算で形状を消滅させる際に、その演算後の形状モデルが有することになるエッジおよびフェイスの内の、前記消滅させる形状を形成する領域(A12)との間の境界をなすエッジ(E1)と、そのエッジ(E1)に接続されたフェイス(F11)との組に、前記消滅させる形状を形成する領域(A12)の前記境界をなすエッジ(E1)を特定し得るポインタ(B1)を付与するポインタ付与手段(3)と、前記消滅させる形状を形成する領域(A12)をデッドシェル(DS1)として保有するとともに、前記デッドシェルとした領域(A12)中のフェイス(F12)と他のエッジ(E2)との組に他のポインタ(B2)が付与されている場合にはそのポインタも併せて保有することにより、複数のデッドシェル(DS1, DS2) を階層的に関連づけて保有し得るデッドシェル保有手段(4)と、前記作成された形状モデルが有しているエッジおよびフェイスの内の、復元する形状を形成する領域(A12)との間の境界となるエッジ(E1)と、そのエッジ(E1)に接続されるフェイス(F11)との組が指定されると、前記デッドシェル保有手段が保有しているデッドシェルの内からその指定されたフェイス(F11)とエッジ(E1)との組に付与されている前記ポインタ(B1)で特定されたエッジ(E1)を持つデッドシェル(DS1)を捜し出し、そのデッドシェル(DS1)とされた領域(A12)が形成する形状を結合演算により、前記作成された形状モデルの前記指定されたエッジ(E1)で分割された二つの領域の内の前記フェイス(F11)を有する方の領域に、前記特定されたエッジ(E1)を介し結合して、前記形状を復元する形状結合手段(5)と、を具えることを特徴とする、形状モデラ用形状復元装置。

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