特許
J-GLOBAL ID:200903081843653044

高周波スイッチ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-323339
公開番号(公開出願番号):特開平11-163704
出願日: 1997年11月25日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 送信時の挿入損失を抑え、消費電力の削減を図る。【解決手段】 PA21からの送信出力は、第2の端子n2からFET31を介してアンテナ24に接続される第1の端子n1に導かれる。アンテナ24に受信される信号は、第1の端子n1からFET32を介して第3の端子n3からLNA22の入力側に導かれる。第2の端子n2と電源電圧端子Vddまたは接地端子GNDとの間には、半導体スイッチング素子によるシャント回路は挿入されていない。これによって挿入損失を低減することができる。受信側の第3の端子n3と接地端子GNDとの間には、FET33とコンデンサ39とがシャント回路として挿入される。FET32が遮断していても漏れる送信信号は、導通状態のFET33からコンデンサ39を介して接地側に流れるので、LNA22の入力側に過大な入力が漏れるのを防ぐことができる。
請求項(抜粋):
アンテナを高周波出力側と高周波入力側とに、半導体スイッチング素子の動作によって切換える高周波スイッチ回路において、アンテナ接続用の第1の端子と、高周波出力用の第2の端子および高周波入力用の第3の端子との間にそれぞれ少なくとも1つの半導体スイッチング素子が挿入され、信号伝送を行う導通状態と信号伝送を遮断する遮断状態とが切換可能な信号伝送用スイッチング回路と、第3の端子に接続され、導通状態で第3の端子のインピーダンスを低下させる漏れ信号除去用スイッチング回路と、信号伝送用スイッチング回路を、送信時には、第1の端子と第2の端子との間が導通し、第1の端子と第3の端子との間が遮断するように、受信時には、第1の端子と第2の端子との間が遮断し、第1の端子と第3の端子との間が導通するように制御し、漏れ信号除去用スイッチング回路を、送信時には導通状態に、受信時には遮断状態に制御する制御回路とを含み、第2の端子には、導通状態でインピーダンスを低下させるスイッチング素子が接続されないことを特徴とする高周波スイッチ回路。
IPC (4件):
H03K 17/693 ,  H01P 1/15 ,  H03K 17/08 ,  H04B 1/44
FI (4件):
H03K 17/693 A ,  H01P 1/15 ,  H03K 17/08 C ,  H04B 1/44

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