特許
J-GLOBAL ID:200903081845525698

ピラゾロアゾールを含むケラチン繊維の染色のための組成物、染色における酸化塩基としてのその使用、及び新規なピラゾロアゾール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-356792
公開番号(公開出願番号):特開平11-263790
出願日: 1998年12月15日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 毒物学的な欠点がなく、光等の外部要因に耐性を有し、望ましい強さで非選択的な着色を可能にするケラチン繊維のための染色組成物を提供する。【解決手段】 染色に適した媒体中に、酸化塩基として、所定のピラゾロアゾール化合物及び/またはその酸との付加塩を含む染色組成物を調製する。
請求項(抜粋):
ケラチン繊維、特にヒトの髪などのケラチン繊維の酸化染色のための組成物において、染色に適した媒体中に、・酸化塩基として、少なくとも一の化学式(I):【化1】[式中、R1が水素原子;直鎖または分枝状のC1-C20アルキル基で、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、スルホンアミド、スルファモイル、イミド、アルキルチオ、アリールチオ、アリール、例えばフェニルまたはナフチル、(C1-C4)アルコキシ-カルボニルまたはアシルからなる群より選択される1または2のR基に任意に置換されてなる基;アリール基(例えばフェニルまたはナフチル)で上記の1または2のR基に任意に置換されてなる基;少なくとも一の窒素、酸素または硫黄原子を有する5員または6員の複素環(例えば、ピリジル、キノリル、ピロリル、モルフォリル、フラニル、テトラヒドロフラニル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルまたはチアジアゾリル)であって、前記複素環は上記の1または2のR基に任意に置換されてなるもの;を表し、R1がC1-C4アルキル基、アリール基または5員または6員の複素環(上記のもの)を示す場合、これは酸素、窒素または硫黄原子を介してピラゾール核の炭素原子に結合可能であり(この場合、R1はXR1で、X=O、NHまたはS);R1はさらに、ハロゲン原子(例えば臭素、塩素またはフッ素);アシル基;スルホニル基;スルフィニル基;ホスホニル基;カルバモイル基;スルファモイル基;シアノ基;シロキシ基;アミノ基;アシルアミノ基;アシルオキシ基;カルバモイルオキシ基;スルホンアミド基;イミド基;ウレイド基;スルファモイルアミノ基;(C1-C4)アルコキシ-カルボニルアミノ基;アリールオキシカルボニルアミノ基;(C1-C4)アルコキシカルボニル基;アリールオキシカルボニル基;カルボキシル基;またはヒドロキシル基;を表し、・R2が水素原子;C1-C4アルキル基;C1-C4モノヒドロキシアルキル基;C2-C4ポリヒドロキシアルキル基;C1-C4アミノアルキル基;(CH2)p-X-(CH2)qOR’基でp及びqが同一または相違する1から3の整数であり、R’が水素原子またはメチル基を表し、Xが酸素原子またはNR”基でR”が水素原子またはメチル基を表すもの;(C1-C4)アルコキシ(C2-C4)アルキル基;またはジ(C1-C4)アルキルアミノ(C1-C4)アルキル基;を表し;・Za、Zb及びZc基は、互いに独立にR3またはR4を坦持する窒素原子または炭素原子を表し、R3及びR4はR1基について示したものと同様の意味を有し;Za、Zb及びZc基の少なくとも一が炭素原子以外であることを条件とし;R3及びR4はまた、共に置換又は無置換の芳香環、例えばフェニル基を形成可能である]のピラゾロアゾール化合物及び/または少なくとも一のその酸との付加塩を含むことを特徴とする組成物。
IPC (3件):
C07D487/04 136 ,  C07D487/04 139 ,  A61K 7/13
FI (3件):
C07D487/04 136 ,  C07D487/04 139 ,  A61K 7/13

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