特許
J-GLOBAL ID:200903081846236622

耐衝撃性改良材およびそれを含有する熱可塑性重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-148651
公開番号(公開出願番号):特開平10-324787
出願日: 1997年05月22日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 熱可塑性重合体に配合したときに、その耐衝撃性を改善し、しかも熱可塑性重合体でゲルコロニー及びそれに基づくブツを発生せず、外観、透明性、その他の物性にも優れる成形品を得ることのできる耐衝撃性改良材、並びにそれを含有する熱可塑性重合体組成物を提供すること。【解決手段】 (メタ)アクリル酸エステル系重合体からなる最外層を有し且つ内部に少なくとも1層のゴム質重合体層を有する平均粒径0.05〜0.5μmの多層構造重合体粒子(A)、及び平均粒径0.05〜0.2μmの(メタ)アクリル酸エステル系重合体粒子(B)を、(A):(B)=50:50〜95:5の重量比で含む耐衝撃性改良材であって;且つ耐衝撃性改良材中における多層構造重合体粒子(A)の粒子数NA(個)と(メタ)アクリル酸エステル系重合体粒子(B)の粒子数NB(個)の比NB/NAが1〜8の範囲にある本発明の耐衝撃性改良材、並びにそれを含有する本発明の熱可塑性重合体組成物により上記の課題が解決される
請求項(抜粋):
(i) (メタ)アクリル酸エステル系重合体からなる最外層を有し且つ内部に少なくとも1層のゴム質重合体層を有する平均粒径0.05〜0.5μmの多層構造重合体粒子(A)、および平均粒径0.05〜0.2μmの(メタ)アクリル酸エステル系重合体粒子(B)を、(A):(B)=50:50〜95:5の重量比で含む耐衝撃性改良材であって;且つ、(ii) 耐衝撃性改良材中における多層構造重合体粒子(A)の粒子数をNA(個)および(メタ)アクリル酸エステル系重合体粒子(B)の粒子数をNB(個)としたときに、NB/NA=1〜8の条件を満足する;ことを特徴とする耐衝撃性改良材。
IPC (5件):
C08L 51/04 ,  C08F265/06 ,  C08L 33/08 ,  C08F220:12 ,  C08L 9:00
FI (3件):
C08L 51/04 ,  C08F265/06 ,  C08L 33/08
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る