特許
J-GLOBAL ID:200903081851708052

組織検査法を利用する胃癌の切除手術後の予後検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-251855
公開番号(公開出願番号):特開2003-066034
出願日: 2001年08月22日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】 バイオプシーや外科的切除手術を施行して、切除された胃癌組織について、組織化学検査を行い、その結果を利用して、客観性の高い判定作業により、術後、2〜3年以内に癌転移が顕在化するか否かを、高い確度で推定する新規な方法を提供する。【解決手段】 切除された胃癌組織の薄片化サンプルについて、全癌細胞数と、イヌエンジュ豆由来白血球凝集素を作用させ、かかるイヌエンジュ豆由来白血球凝集素との結合能を示す癌細胞数とを計数し、癌細胞中における、イヌエンジュ豆由来白血球凝集素との結合能を示す細胞の含有比率を指標とし、その含有比率が40%を超える際、術後に癌転移の発生が起こる頻度が高いと判定する。
請求項(抜粋):
患者に対してバイオプシーや切除手術を施行して、胃癌組織を含む胃部分の切除後、切除された前記胃癌組織の組織検査法を利用して、前記外科的切除手術施行後の患者における予後の推定を行う方法であって、切除された前記胃癌組織の薄片化サンプルを作成する工程と、前記薄片化サンプルに対して、イヌエンジュ豆由来白血球凝集素を作用させ、かかるイヌエンジュ豆由来白血球凝集素との結合能を示す細胞を選別する工程と、前記薄片化サンプル中に含まれる、癌細胞と正常細胞との選別をする工程と、前記選別された癌細胞中、前記選別されたイヌエンジュ豆由来白血球凝集素との結合能を示す細胞の含有比率を算定する工程とを有し、前記算定された、癌細胞中における、イヌエンジュ豆由来白血球凝集素との結合能を示す細胞の含有比率が、40%を超える際、術後に癌転移の発生が起こる頻度が高いと判定することを特徴とする胃癌の切除手術後の予後検査方法。
IPC (4件):
G01N 33/48 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/28 ,  G01N 33/566
FI (5件):
G01N 33/48 M ,  G01N 33/48 P ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/28 ,  G01N 33/566
Fターム (6件):
4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ02 ,  4B063QR02 ,  4B063QR54
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る