特許
J-GLOBAL ID:200903081860194584

情報記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-201372
公開番号(公開出願番号):特開平9-134111
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 スクリーン上で観察でき、あるいは光電検出器を用いてその強度分布を検査することができ、しかも偽造が困難な情報記録媒体を提供する。【解決手段】 情報記録媒体2は、微視的に細かい凹凸構造9から形成され、コヒーレント光10で照明した場合に2つの空間的に異なる方向において物体の第1と第2の像11、12を発生させる少なくとも1つの回折パターンを有する。各像はスクリーン上で観察することができ、あるいは光電検出器を用いて分析することができる。2つの像は光度の強い像点および/または比較的光度の弱い像点を有し、第1の像の光度の強い像点に対応して第2の像の光度の弱い像点が形成される。この種の情報記録媒体2は、例えば紙幣、パスポート、証明書、クレジットカードなど全ての種類の書類用の機密保護要素として適しており、機密情報はコヒーレント光で照明した場合に観察できるようになる。
請求項(抜粋):
微視的に細かい凹凸構造から形成された回折構造(9)を有し、かつコヒーレント光(10)で照明された場合に空間的に分離した2方向に物体の第1と第2の像(21、22)を発生させる少なくとも1つの回折パターン(17)を備えた情報記録媒体(2)であって、前記像(21、22)がスクリーン(24)上で観察されるかあるいは光電検出器(27)を用いて分析することができる情報記録媒体において、回折パターン(17)は、前記2つの像(21、22)が光度の強いおよび/または比較的光度の弱い像点(19、20)を有し、かつ第1の像(21)の光度の強い像点(19)に対応して第2の像(22)の光度の弱い像点(20)が形成され、またその逆の関係で形成されるような特性を有することを特徴とする情報記録媒体。
IPC (6件):
G03H 1/04 ,  B42D 15/10 ,  G02B 5/18 ,  G02B 5/30 ,  G03H 1/16 ,  G06K 19/06
FI (6件):
G03H 1/04 ,  B42D 15/10 ,  G02B 5/18 ,  G02B 5/30 ,  G03H 1/16 ,  G06K 19/00 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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