特許
J-GLOBAL ID:200903081861175923

ピンコンタクト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-297133
公開番号(公開出願番号):特開平8-162194
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 低挿入力で、かつ、挿入が容易なコネクタを実現するピンコンタクト構造を可能にする。【構成】 ピンコンタクト2は、嵌合状態においてソケットコンタクトの接触バネ部の接点と接触する平行部3及び挿入時に該接触バネ部を押し広げて挿入する傾斜部8を有する。該ピンコンタクト2の傾斜部8の形状は、平行部3との境界部5付近では緩やかで、接触開始点(基準点B)付近では急激な曲線部4と、一定傾斜角θ0 の任意勾配の直線部7を組み合せた構成となっている。【効果】 直線部7の間では、挿入力が直線的に増加し、曲線部4になると、嵌合進度にかかわらず挿入力一定となり、所期の目的を達成できる。
請求項(抜粋):
ソケットコンタクトに挿入して用いられ、該ソケットコンタクトの接触バネ部を押し広げて挿入する傾斜部及び嵌合状態で上記接触バネ部の接点と接触する平行部を有するピンコンタクトにおいて、前記傾斜部の形状を、挿入時に最初に上記接触バネ部の接点と接触する点を基準にして、上記平行部に対して平行方向の距離をX,垂直方向の距離をY,上記平行部との境界点を(X<SB>0</SB>,Y<SB>0</SB>)とし、ソケットコンタクトと平行部との動摩擦係数をμとしたとき、A(X<SB>0</SB>,Y<SB>0</SB>,μによって決まる定数)を定数として、【数1】で表せる曲線にするとともに、X軸を基準に任意の一定傾斜角θ<SB>0</SB> を設定し、上記曲線(X,Y,dX/dY)がθ<SB>0</SB> <dX/dYになるところを上記一定傾斜角θ<SB>0</SB> の直線で置換し、該直線部をピンコンタクト中心線まで延長したことを特徴とするピンコンタクト。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-003382
  • 特開昭56-138883
  • 電気端子用ピン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-108085   出願人:イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー

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