特許
J-GLOBAL ID:200903081872989744

電動格納式ミラー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-025297
公開番号(公開出願番号):特開平6-239179
出願日: 1993年02月15日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】この発明は、例えばクレーン車等の作業用車両で効果的に使用される電動格納式ミラーを提供することを目的とする。【構成】ミラーを取り付けたステー26に一体的にしたシャフト23と同軸的に、回転自在にして第1のスリーブ27を設け、これに選択的に結合されるようにして第2のスリーブ30を設定し、電動モータ39により第1のスリーブ27が回転されるようにする。第1のスリーブ27は、ボール281 、282 とガイド溝29によって、その回転角度に対応して上下動するもので、この第1のスリーブ27で支えられる第2のスリーブ30でロケートピン431 、432 が上下動する。このロケートピン431 、432 は、その上昇位置でステー26と一体的に回転するフランジ44に係止されるもので、その係止位置でミラーの原点位置が設定される。そして、原点位置からスタートさせるに際して、第1のスリーブを下降させて格納位置に移動させる。
請求項(抜粋):
本体部基台に回転自在に支持され、その先端部にミラーを取り付けたステーが取り付けられるシャフトと、このシャフトの周囲に回転自在に嵌め込み設定された第1のスリーブと、前記シャフトと一体的に回転され、前記第1のスリーブと同軸的に設定された第2のスリーブと、この第2のスリーブが前記第1のスリーブから離れる第1の方向に設定された第1の位置と、第2のスリーブが第1のスリーブに近付く第2の位置との間で移動自在にして、この第1および第2のスリーブが一体的に回転されるように結合する結合機構と、前記第1および第2のスリーブの相互間に介在され、前記第2のスリーブを前記第1の位置に設定させるスプリング機構と、前記第2のスリーブに回転力伝達機構を介して結合された電動モータと、前記ミラーの原点位置で、前記第2のスリーブを前記第1のスリーブと共に前記基台から離れる上昇位置に設定し、前記原点位置から格納位置に至る角度範囲で前記第2のスリーブを前記基台に近付く下降位置に設定する前記第2のスリーブを支持するスリーブ支持機構と、前記下降位置で前記第1のスリーブによって押し上げ設定されるように前記本体部で支持されたロケートピンと、前記本体部に回転自在に設けられると共に前記シャフトと共に一体的に回転されるように構成され、前記ロケートピンが押し上げられた状態でこのロケートピンが係止する係止孔の形成されたフランジとを具備し、このロケートピンの前記フランジに対する係止先端は傾斜面を有する突体で構成されるようにすると共に、前記原点位置で前記ロケートピンの先端が前記フランジの係止孔に係止されるようにしたことを特徴とする電動格納式ミラー。

前のページに戻る