特許
J-GLOBAL ID:200903081878752959

安定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-115027
公開番号(公開出願番号):特開平8-043573
出願日: 1995年05月15日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 原子炉のシュラウドを横方向の撓みに対して安定にする。【構成】 シュラウド拘束安定装置50は、原子炉圧力容器10に対するシュラウド18の横方向の撓みに抵抗する半径方向内向きの力を加えるばね組立体54を有し、該組立体は共通の主支持部60の両端に一体に接続された弾性アームを有する予荷重ばね及び制震ばねを含む。予荷重ばねの弾性アーム62a、62bはスチフネスが比較的低い第1の板ばねを形成し、制震ばねの弾性のアーム64a-64dはスチフネスが比較的高い第2の板ばねを形成する。制震ばね上のパッド68a-68dが原子炉圧力容器と接触するが、運転状態では予荷重を受けない。制震ばねには地震等の際のシュラウドの横方向の撓みに応じて荷重がかかる。通常の運転中、予荷重ばねはシュラウドを拘束支持し、ひゞ割れの伝搬を加速する傾向を持つ様な新しい荷重を減少する。
請求項(抜粋):
第1の構造(18)の第2の構造(10)に対する撓みを拘束する安定装置に於て、板ばね手段(60,62a,62b,64a-64d)に摺動自在に結合されたはり手段(56)を有し、該板ばね手段は前記はり手段によって伝達される荷重の内の第1の範囲の荷重に対して第1のばね定数を持つと共に、前記第1の範囲の荷重よりも大きい第2の範囲の荷重に対して第2のばね定数を持ち、前記第2のばね定数が前記第1のばね定数よりも大きいことを特徴とする安定装置。

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