特許
J-GLOBAL ID:200903081885699745

管状物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-171894
公開番号(公開出願番号):特開平7-024859
出願日: 1993年07月12日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 液ダレ現象や偏肉現象が少なく、製品歩留まりが高く、厚み精度の高い管状物を容易に製造する方法を提供する。【構成】 大径部分2とそれより外径の小さい本体部分3とからなる芯体1を被膜材料であるポリイミド前駆体溶液中に浸漬して引き上げ、芯体1の表面に被膜材料15を最終被膜成形厚みよりも厚く付着させ、芯体1を垂直に保持し、芯体1の上側からリング状外型11を大径部分2に嵌め込む。外型11が被膜材料の液粘度に対応し、水平方向で精度よくバランスを取り落下して芯体1を通過して、芯体1の外面に所定の膜厚の実質的に均一厚さのポリイミド前駆体被膜材料15の層を形成する。次に乾燥して溶媒を除去し、さらに高温に加熱してイミド転化反応を行わせた後、芯体からシームレス管状物を分離する。
請求項(抜粋):
芯体の外面に被膜を形成した後、前記芯体と被膜とを分離して管状物を製造する方法において、前記芯体の外径が、所望の内径の管状物を得るために必要な所望の外径を有する部分と、それより大きな外径を有する部分とからなる長さ方向に異なる外径を持つ芯体を用い、その芯体の最大外径に対して所定の間隙の内径を有する外型を用意し、あらかじめ前記芯体の表面に被膜材料を少なくとも最終被膜成形厚みよりも厚く付着させ、前記外型を前記芯体の最大外径部分に載置し、その後前記芯体の外側を拘束させることなく通過させ、芯体の外面に所定の膜厚の被膜を形成した後、少なくとも管状物として強度を保持できる状態まで前記芯体に保持し、その後前記芯体と被膜とを分離して管状物を得ることを特徴とする管状物の製造方法。
IPC (3件):
B29C 41/38 ,  B29K 79:00 ,  B29L 23:00

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