特許
J-GLOBAL ID:200903081887793358

クロマト分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伴 俊光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-155990
公開番号(公開出願番号):特開2001-334103
出願日: 2000年05月26日
公開日(公表日): 2001年12月04日
要約:
【要約】【課題】 小型かつ簡素な構造にて高い分離性能が得られ、かつ、処理サイクルの時間短縮が可能な擬似移動層式クロマト分離装置を提供する。【解決手段】 第1画分抜出位置よりも下流側の単位充填層を遮断して溶離液を供給するとともに第1画分の全量を抜き出す第1工程、第1画分抜出位置よりも下流側の単位充填層を遮断して溶離剤および原液を供給するとともに第1画分の全量を抜き出す第2工程、一切の供給、抜き出し、遮断を行わずに系内の液を移動させる第3工程、第2画分抜出位置よりも下流側の単位充填層を遮断して溶離剤を供給するとともに第2画分の全量を抜き出す第4工程、第2画分抜出位置よりも下流側の単位充填層を遮断して溶離剤および原液を供給するとともに第2画分の全量を抜き出す第5工程を任意の組合せで制御可能とし、5工程の内少なくとも第3工程と第2又は第5工程を含む擬似移動層式クロマト分離装置。
請求項(抜粋):
原液中に含まれる2成分以上の成分中の特定成分に対して選択的吸着能力を有する吸着剤を充填した複数の単位充填塔を配管で直列に連結するとともに、最後部の単位充填塔と最前部の単位充填塔を配管で連結することにより全単位充填塔を無端に連結した流体を循環可能な系を形成し、該系に対し、原液と溶離液を供給するとともに、吸着剤に対し吸着能力の低い非吸着物質を多く含む第1の画分と、吸着剤に対し吸着能力の高い吸着物質を多く含む第2の画分とを、互いに異なる位置から抜き出し、かつ、原液供給位置、溶離液供給位置、第1の画分の抜出位置、第2の画分の抜出位置を、一定の位置関係に保ちながら系の流体循環方向下流側に順次移動させるようにした擬似移動層式のクロマト分離装置において、第1の画分の抜出位置よりも下流側の単位充填層を遮断して溶離液を供給するとともに第1の画分の全量を抜き出す第1の工程、第1の画分の抜出位置よりも下流側の単位充填層を遮断して溶離剤および原液を供給するとともに第1の画分の全量を抜き出す第2の工程、一切の供給、抜き出し、遮断を行わずに系内の液を移動させる第3の工程、第2の画分の抜出位置よりも下流側の単位充填層を遮断して溶離剤を供給するとともに第2の画分の全量を抜き出す第4の工程、第2の画分の抜出位置よりも下流側の単位充填層を遮断して溶離剤および原液を供給するとともに第2の画分の全量を抜き出す第5の工程を、任意の組み合わせをもって制御可能に構成し、かつ、前記5つの工程のうち少なくとも第3の工程と第2または第5の工程を含むことを特徴とするクロマト分離装置。
IPC (3件):
B01D 15/00 101 ,  B01D 15/08 ,  G01N 30/46
FI (3件):
B01D 15/00 101 A ,  B01D 15/08 ,  G01N 30/46 A
Fターム (9件):
4D017AA07 ,  4D017BA04 ,  4D017CA17 ,  4D017CB01 ,  4D017DA02 ,  4D017DA03 ,  4D017EA01 ,  4D017EB01 ,  4D017EB02
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • プシコースの分離方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-171892   出願人:香川大学長, オルガノ株式会社, 株式会社林原生物化学研究所, 株式会社伏見製薬所
  • マルチトールの精製方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-289860   出願人:東和化成工業株式会社, オルガノ株式会社
  • 3成分分離用液体クロマト分離装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-155786   出願人:川崎重工業株式会社
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