特許
J-GLOBAL ID:200903081897978291
メタノール製造法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奥山 尚男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-008243
公開番号(公開出願番号):特開平10-204008
出願日: 1997年01月21日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】メタノール製造装置より廃水発生を少なくし、且つ、ボイラ用水を節減する炭化水素からのメタノールの製造法を提供する。【解決手段】(a)炭化水素を水蒸気と反応させて、水素、一酸化炭素および二酸化炭素を主成分とする合成ガスを発生させ、(b)メタノール合成触媒上で反応させ粗メタノールを液状で回収し、(c)蒸留して精製メタノールと廃水等に分離する工程からなり、(c)工程でアルカリ金属塩等による中和を行った廃水を炭化水素と接触させて加湿し、(a)工程の合成ガスから分離される凝縮水と接触させ増湿し(a)工程へ供給する製造法、(c)工程において蒸留塔の中段より抜き出した液を、廃水と共に炭化水素の増湿に用いる製造法、予め250〜430°Cに加熱した炭化水素と廃水に、(c)工程の蒸留塔の中段より抜き出した液を断熱的に接触させて加湿し、熱交換型加湿器を用いて上記凝縮水により増湿する製造法等。
請求項(抜粋):
(a)炭化水素を水蒸気と反応させて、水素、一酸化炭素および二酸化炭素を主成分とする合成ガスを発生させ、(b)メタノール合成触媒上で上記合成ガスを反応させ、反応ガスから生成した粗メタノールを液状で回収し、(c)回収された上記粗メタノールを蒸留して、精製メタノールと、低沸点有機化合物、高沸点有機化合物および有機酸を含む廃水に分離する工程を含む炭化水素よりメターノルを製造する方法において、上記炭化水素を、上記(c)工程においてアルカリ金属塩あるいは水酸化物による中和工程を行った上記廃水と接触させて加湿し、次に、上記(a)工程の合成ガスから分離される凝縮水と接触させ増湿し、上記(a)工程へ供給することを特徴とするメタノール製造法。
IPC (4件):
C07C 31/04
, C01B 3/38
, C07C 29/151
, C07C 29/80
FI (4件):
C07C 31/04
, C01B 3/38
, C07C 29/151
, C07C 29/80
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭57-018640
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特開平1-180841
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特開昭63-227532
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