特許
J-GLOBAL ID:200903081900560430

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-058390
公開番号(公開出願番号):特開平7-269691
出願日: 1994年03月29日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 車両の自動変速機のパワーオンアップシフト時において、結合側の摩擦係合要素の結合遅れにより発生するタービン吹き上がりを防止するために、一旦油圧を解放した解放側摩擦係合要素を再結合する際の、再結合に伴うショックの伝播を防止し、変速フィーリングを向上させる。【構成】 第一変速段から第二変速段への変速時に、第一摩擦係合要素の解放開始後に所定の運転状態が検出されたら、第一摩擦係合要素へ油圧の再供給を実施して再結合を行うが、学習により油圧の再供給が実施されることなく変速が終了する所定の変速終了状態が達成されるまでの間は、第一変速段においてロックアップクラッチの結合を禁止して流体継手の入力側と出力側とが直結とならないようにする(S104,S108) 。
請求項(抜粋):
流体継手と、該流体継手の入力側と出力側とを結合可能なクラッチと、第一摩擦係合要素の係合により達成される第一変速段を含む複数の変速段が達成可能な歯車変速機構と、少なくとも前記第一変速段において前記クラッチが結合可能である自動変速機の変速制御装置において、前記第一変速段から前記第一摩擦係合要素の解放により達成される第二変速段への変速時に、前記第一摩擦係合要素の解放後、所定の運転状態となったとき、前記第一摩擦係合要素へ油圧を再度供給する油圧再供給手段と、前記油圧の再供給を伴わずに前記第一変速段から前記第二変速段への変速が終了する所定の変速終了状態を検出する変速終了状態検出手段と、前記所定の変速終了状態が検出されるまで、前記第一変速段での前記クラッチの結合を禁止するクラッチ結合禁止手段とを具えたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/08 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:68

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