特許
J-GLOBAL ID:200903081909187791

原子炉出力監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-209270
公開番号(公開出願番号):特開平5-045490
出願日: 1991年08月21日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】平均出力領域モニタ(APRM)では検出し難い局所的な振動または位相差の生ずる振動を検出し、振動を抑制することにより安全な運転に寄与する。【構成】原子炉炉心1内に配置された中性子検出器2からのLPRM信号3を入力する加算器4及びA/D変換器5を設置する。A/D変換器5で変換されたディジタル信号を入力する統計演算器6を接続する。この統計演算器6で演算された基準信号を入力する第1及び第2のメモリ7,10を設置する。第1のメモリ7の信号を重み乗算器8に入力し、重み乗算器8の出力信号を入力する第1の平均化器9を接続し、第1の新APRM信号を発信させる。第2のメモリ10の信号を時間遅れが設定された時間内で逐次更新し、第2の平均化器12を設けて第2の新APRM信号を発信させる。加算器4から現在のAPRM信号と第1及び第2の新APRM信号とを比較する出力変動モード判定器16を設置して出力変動モードを推定する。
請求項(抜粋):
原子炉炉心内に配置された多数の局所出力領域モニタと、これらの局所出力領域モニタからのアナログ信号をデジタル変換するA/D変換器と、このA/D変換器で変換されたデジタル信号を入力する統計演算器と、この統計演算器で演算された基準信号を記憶する第1のメモリ及び第2のメモリと、前記第1のメモリに接続された前記基準信号を入力する重み乗算器と、この重み乗算器に接続され平均化された第1の新平均出力領域モニタ信号を出力する第1の平均化器と、前記第2のメモリからのラグタイムを入力し平均化された第2の新平均出力領域モニタ信号を出力する第2の平均化器と、前記局所出力領域モニタからのアナログ信号を入力する加算器と、この加算器から現在の平均出力領域モニタ信号を入力する出力変動モード判定器とを具備したことを特徴とする原子炉出力監視装置。
IPC (2件):
G21C 17/00 ,  G21C 17/108
FI (2件):
G21C 17/00 GDB B ,  G21C 17/10 GDB F

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