特許
J-GLOBAL ID:200903081909969773

リングバスにおける障害検出・障害処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-032718
公開番号(公開出願番号):特開平7-245624
出願日: 1994年03月03日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 プロセッサをリング型バスによって接続したマルチプロセッサ通信システムに関し、複数のループバック動作でリングが分断されたことを検出し、リング分断により生ずる影響を最小限に抑えることを目的とする。【構成】 管理プロセッサに、各プロセッサからループバック状態の通知を受けてリング内のループバック状態を把握しリングの分断/復旧が起こったことを速やかに検出するためのリング分断判定部5と、リング分断を検出した系のリングに対して通信データを送出させないためにリングをサービス外(OUS)状態にする機能とサービス(INS)状態にするためのリング管理機能を持つリング状態管理部1とを設け、各プロセッサの通信バス状態制御部2により、管理プロセッサのリング状態管理部1からリングのOUS通知/INS通知を受け取り、OUS通知を受けた系に対しては通信データを送出しないようにし、INS通知を受けた系に通信データを送出するように構成する。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサとこれらのプロセッサを、一つのリングが一次リングと二次リングとで構成されたリングを複数本設けてリング型に接続し、ループバック動作が可能なノードをプロセッサとリング間に配し、プロセッサを一つの管理プロセッサとその他の被管理プロセッサに階層化したマルチプロセッサ通信システムにおいて、各ノード共通に、プロセッサとのインタフェースを司るプロセッサインタフェース部(11)と、リングとのインタフェースを司るリングインタフェース部(14)と、通信データの折り返しを制御するループバック動作制御部(13)と、そのループバック動作情報をプロセッサに送信するためのループバック状態送信部(12)とを具備し、各プロセッサ共通に、自プロセッサの管理するノードとのインタフェースを司るノードインタフェース部(3)と、該ノードからループバック動作の情報を受信するためのループバック状態受信部(7)と、該ループバック情報を各プロセッサ間で共通のフォーマットで通信できるようにするための変換・通知機能を持つループバック状態通知部(6)と、物理リングに対して論理的な通信路(通信バス)を設定しその制御を行う通信バス制御部(2)とを具備し、管理プロセッサに、各プロセッサからループバック状態の通知を受けてリング内のループバック状態を把握しリングの分断/復旧が起こったことを速やかに検出するためのリング分断判定部(5)と、リング分断を検出した系のリングに対して通信データを送出させないためにリングをサービス外(OUS)状態にする機能とサービス(INS)状態にするためのリング管理機能を持つリング状態管理部(1)とを設け、各プロセッサの通信バス状態制御部(2)により、管理プロセッサのリング状態管理部(1)からリングのOUS通知/INS通知を受け取り、OUS通知を受けた系に対しては通信データを送出しないようにし、INS通知を受けた系に通信データを送出するようにすることを特徴とするリングバスにおける障害検出・障害処理方法。
IPC (3件):
H04L 12/437 ,  H04L 12/24 ,  H04L 12/26
FI (2件):
H04L 11/00 331 ,  H04L 11/08

前のページに戻る