特許
J-GLOBAL ID:200903081916253961

折畳式の段ボール製パッキン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松波 祥文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-193173
公開番号(公開出願番号):特開平7-096972
出願日: 1992年06月26日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 従来の発泡スチロール製パッキンに比べて緩衝性能が劣らず、且つ、能率的に安価に作れる折畳式の段ボール製パッキンを提供する。【構成】 一枚の段ボールから略直方体状に折り上げられるパッキンは、一面に梱包物品を嵌め込ませる方形の嵌合用凹部Sを備え、その四周は中空二重壁1〜4で囲まれ、底面は前記段ボールの折曲時に切起状に形成させた支持片5により受支持される。段ボールは、パッキンの裏面となる裏面片6の四辺に、横断面コ字状の中空二重壁1〜4を折曲形成させる二重壁形成片7〜10を連設し、此等各片には嵌合用凹部の底面片11A,11B及び補強片17並びに帯状補強片12を形成させる切れ目Iを設け、裏面片の対向側端に跨がらせて、支持片5を切起状に形成させる切起用切れ目E,F及び45度の傾斜部分を有する切起用折り目G,Hを設けた構成を備える。パッキンの壁面には、衝撃力の方向と交叉方向に緩衝用の筋状襞Zを設ける。
請求項(抜粋):
所定の複数箇所に折り目や切れ目等を設けた一枚の段ボール101,102を折り目に沿って折曲させるだけで、梱包物品を嵌め込ませる方形の嵌合用凹部Sを備えた略直方体状の外形を有するパッキン201,202が折り上がる様にしたものであって、前記嵌合用凹部Sは、その四周を中空二重壁1〜4で囲まれ、且つ、その底面は前記段ボールの折曲時に切起状に形成させた支持片5により受支持されており、前記段ボールは101,102は、前記パッキン201,202の裏面となる裏面片6を主部とし、該裏面片6の四辺には、横断面コ字状をした前記中空二重壁1〜4を折曲形成させる平行折り目X,Yを設けた二重壁形成片7〜10を、夫々対向する主折り目A,A及びB,Bを介して連設し、前記二重壁形成片7及び8には、前記底面を二枚重ね状に形成させる底面片11A及び11Bを折り目C及びDを介して夫々連設すると共に、前記中空二重壁3,4を補強する帯状補強片12形成させる切れ目Iを設け、前記対向する主折り目A,A間に跨がらせて、前記支持片5を切起状に形成させる複数の切起用切れ目E,F及び45度の傾斜部分を有する切起用折り目G,Hを設け、前記二重壁形成片9,10には、前記中空二重壁4,5 を補強する補強片17を折り目Uを介して連設し、前記パッキン201,202の折上状態を固定させる為に、前記二重壁形成片9,10には前記各切れ目Iに夫々挿嵌させる挿嵌片18a,19aを設けた形態を備えることを特徴とする折畳式の段ボール製パッキン。
IPC (2件):
B65D 81/113 ,  B65D 65/12

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