特許
J-GLOBAL ID:200903081918972124

カカオマスの処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 唐木 貴男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-020750
公開番号(公開出願番号):特開平5-184298
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 風味の劣化を来たすことなく、カカオマスを微細、かつ均一粒度に粉砕し、夏場にも強く、また舌触りの良い、まろやかな品質の高級チョコレートの製造ができるカカオマスの処理。【構成】 媒体撹拌型ミルが円筒状のロータ1と同心円の二重円筒状ステータ2から成り、前者を後者の環状部に嵌め込むようにして、ロータ1及びステータ2間に形成される隙間を粉砕室3とし、この粉砕室3に粉砕媒体(メディア)4を供給し、砕料の流路がロータ1の内側からロータ1の外側の粉砕室3に向けて構成されているミルを使用するチョコレートの製造工程におけカカオマスの処理方法において、ブレンディング及びグラインディングの工程を経たカカオマスをミキシング工程に入る前に35〜45°Cに加熱して、50〜60%程度含まれるココアバターを融解した後、球形の粉砕媒体(メディア)をロータと共に回転して成る媒体撹拌型ミルに通し、その後常法通りミキシング、コンチング(精練)、テンパリング(調温)処理してチョコレートを製造する方法である。
請求項(抜粋):
チョコレートの製造工程におけカカオマスの処理方法において、ブレンディング及びグラインディングの工程を経たカカオマスをミキシング工程に入る前に35〜45°Cに加熱して、50〜60%程度含まれるココアバターを融解した後、球形の粉砕媒体(メディア)をロータと共に回転して成る媒体撹拌型ミルに通し、その後常法通りミキシング、コンチング(精練)、テンパリング(調温)処理してチョコレートを製造することを特徴とするカカオマスの処理方法。

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