特許
J-GLOBAL ID:200903081940849409

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-178281
公開番号(公開出願番号):特開2001-003599
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明は油圧ダンパが面方向に揺動して壁面に当接することを防止することを課題とする。【解決手段】 制振装置10は、ダンパ装置12と、下梁16に固定される下部伝達部材22と、上梁18に固定される上部伝達部材24とを有する。ダンパ装置12は、一対の油圧ダンパ26,28が下部伝達部材22と上部伝達部材24との間に介在するように取り付けられる。上部伝達部材24の両側と柱14との間には、長円形状に形成された規制部材40,42が設けられている。規制部材40,42は、C方向と直交する前後方向(面方向)の荷重に対しては抵抗力が大きく変形しないように構成されている。上部伝達部材24は、規制部材40,42により油圧ダンパ26,28の動作方向(C方向)にのみ変位可能に保持され、前後方向(面方向)への変位が規制される。
請求項(抜粋):
構造物の柱、梁から形成される垂直な壁面状空間に設けられ、該壁面状空間と平行な水平方向の振動を伝える上部伝達部材と、前記構造物の基礎、柱から形成される垂直な壁面状空間に設けられ、前記基礎からの該壁面状空間と平行な水平方向の振動を伝える下部伝達部材と、前記上部伝達部材と前記下部伝達部材との間に設けられたダンパ装置と、を有する制振装置において、少なくとも前記上部伝達部材または前記下部伝達部材の何れか一方と前記柱との間を前記上部伝達部材または前記下部伝達部材の面方向のみの動きを規制する規制部材で連結したことを特徴とする制振装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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