特許
J-GLOBAL ID:200903081946273282

PTO制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-346097
公開番号(公開出願番号):特開平9-156397
出願日: 1995年12月11日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 従来のPTO(Power Take Off) 制御装置では、アイドル検出スイッチ11がエンジンのアイドルを検出している時に、電磁クラッチ19に通電可能とされ、エンジンからの動力の取り出しが開始されていた。アイドル検出スイッチをエンジン本体に取付けていると、エンジンが非アイドルとされた途端、電磁クラッチへの通電が遮断される。そこで、アクセルペダル機構に取り付け、エンジン制御は別のレバーで行っていた。そのため、アクセルペダルで出力を制御したいという要望に応えることが出来なかった。【解決手段】 アイドルリレー10と並列に、アイドルリレー10がオンされた時にオンし且つ自己保持機能を有するアイドルキープリレー20を接続する。いったんアイドルリレーに電流が流れて電磁クラッチが作動を開始した後は、アイドルキープリレーを通る電流により電磁クラッチは作動状態に保たれるから、アクセルペダルによってエンジン出力の制御をすることが可能となる。
請求項(抜粋):
スタータスイッチのON接点に直列に接続されたPTOスイッチと、該PTOスイッチと直列に接続され、シフトレバーがパーキング位置にある時にオンされる第1のスイッチ手段と、エンジンがアイドル状態であることを検出するアイドル検出手段と、前記第1のスイッチ手段と直列に接続され、該アイドル検出手段がアイドル状態を検出した時にオンされる第2のスイッチ手段と、該第2のスイッチ手段と直列に接続され、前記PTOスイッチ,第1のスイッチ手段および第2のスイッチ手段がオンされた時に作動して、エンジンからの動力を架装装置に伝達するPTO装置用電磁クラッチとを具えるPTO制御装置において、前記第2のスイッチ手段がオンされた時にオンし且つ自己保持機能を有する第3のスイッチ手段を、前記第2のスイッチ手段と並列に接続したことを特徴とするPTO制御装置。

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