特許
J-GLOBAL ID:200903081954049278

沸騰冷却装置一体型発熱体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-224845
公開番号(公開出願番号):特開平9-074715
出願日: 1995年09月01日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 回転機(発熱体)の大型化を招くことなく十分な冷却性能を得ることのできる沸騰冷却装置一体型発熱体を提供すること。【解決手段】 モータ1の冷却手段として用いられる沸騰冷却装置は、冷却器15、放熱器16、送風機17から成り、モータ1と一体的に組付けられている。冷却器15は、ステータコア11の外周面に圧入して固定される円環状(円筒形状)の容器15aと、この容器15aの上方開口面を覆う蓋体15bとから成り、冷却器15の内部にはモータ1から発生する熱を受けて沸騰気化する冷媒Rが封入されている。また、冷却器15の下部には、モータ1の回転数制御を行うインバータ回路6が固定されて、カバー19により一体的に覆われている。放熱器16は、冷却器15の周方向の一部で連通管18を通じて冷却器15の上方に配置されている。
請求項(抜粋):
冷却手段としての沸騰冷却装置を一体に備えた発熱体であって、前記沸騰冷却装置は、前記発熱体が発生した熱を受けて気化する冷媒を入れた冷却器と、この冷却器から気化した冷媒が流入して、その気化した冷媒を凝縮液化して前記冷却器へ戻す放熱器とを有し、前記冷却器は、その受熱面が前記発熱体の外周壁面に密着した状態で、前記発熱体の外周を環状に覆って組付けられていることを特徴とする沸騰冷却装置一体型発熱体。

前のページに戻る