特許
J-GLOBAL ID:200903081954397446

座標検出装置における補間法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-181856
公開番号(公開出願番号):特開平7-013681
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 静電容量結合方式による検出ペンの座標検出装置に於ける座標補間法。【構成】 X方向及びY方向にそれぞれ平行な複数の電極線を持つタブレットと、信号発生器を内蔵するケーブル無しの検出ペンまたはケーブル付検出ペンと、隣接電極線からの信号を差動増幅することによるレベル検出部とで主に構成され近似三角形を成すレベル検出特性を持つ。【効果】 直線性の良い特性曲線部分を使用することによる信頼性の高い座標補間結果の出力。
請求項(抜粋):
X及びY座標軸に沿って配設された複数の電極線を有するタブレットと、該タブレットの電極線と静電容量結合するスタイラス導体を先端部に配置し、該スタイラス導体の先端部以外の殆どを導体で覆った検出ペンと、前記電極線の隣合う二本からの不平衡二信号を同時入力し、電極線を二本づつ順次切り換え接続し不平衡二信号を出力するアナログマルチプレクサと、該アナログマルチプレクサからの不平衡二信号を差動入力する差動増幅器と、バンドパスフィルタ、信号検出及び制御部とを有し、前記検出ペン内部に、一端が先端部スタイラス導体へ接続され他端が検出ペンの外周の導体へ接続された正弦波、矩形波等の交番信号発生器と該交番信号発生器へ動作電力を供給する電源部とを有し、前記該タブレットの隣合う電極線毎の信号の差のレベルを計測することによってタブレットへの検出ペンの当接位置座標を出力する座標検出装置において、検出信号レベルから電極線間の位置を補間するにあたり、 X=(d/2)×2.5(S23-S01)/(S23+S01)・・・式1 の式1により得られた近似補間量Xを用い、または更にこの近似値を前記電極線と前記検出ペン先端部のスタイラス導体との物理的各寸法により決まる補正特性とを用いることによる、前記タブレットへの前記検出ペンの電極線間当接位置座標を詳細に決定することを特徴とする座標検出装置における補間方法。但し、d=電極線間隔S01=nを任意番目の電極線としたときのnとn+1番目の電極線による信号検出レベルS23=n+2とn+3番目の電極線による信号検出レベルである。
IPC (2件):
G06F 3/03 335 ,  G06F 3/03 380

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