特許
J-GLOBAL ID:200903081958205959

衛星通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-267157
公開番号(公開出願番号):特開平10-117163
出願日: 1996年10月08日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 データ通信を確実に行い、かつデータを盗用される可能性の少ない衛星通信システムを提供する。【解決手段】 送信側地球局10に接続された記憶装置50からデータ70が読み出され、分割装置11によって、単独では実質的に使用不可能な3つの分割データに分割される。そして、誤り検出符号付加装置13によって、各分割データのデータブロック毎に誤り検出符号が付加され、パリティデータと併せて、それぞれAからDの衛星31から34へ送信する。
請求項(抜粋):
送信側データ通信装置から受信側データ通信装置へそれぞれ異なる衛星を利用した別個の通信経路でデータ通信が可能な衛星通信システムであって、前記送信側データ通信装置は、送信するデータを単独では実質的に使用不可能な分割データに分割する分割手段と、該分割手段によって分割された分割データ中の誤りを訂正するための誤り訂正符号を生成する誤り訂正符号生成手段と、前記分割手段によって分割された各分割データ及び前記誤り訂正符号のそれぞれを異なる周波数で変調する変調手段と、前記変調手段によって変調された前記各分割データ及び前記誤り訂正符号を前記別個の通信経路にそれぞれ割り当てて送信する送信手段を備え、一方、前記受信側データ通信装置は、前記別個の通信経路にそれぞれ割り当てられて送信されてくる前記各分割データ及び前記誤り訂正符号を受信する受信手段と、該受信手段によって受信した前記各分割データ及び前記誤り訂正符号を復調する復調手段と、前記復調手段によって復調された前記分割データ中に誤りがあると判断した場合には、前記誤り訂正符号に基づいて前記分割データ中の誤りを訂正する訂正手段と、該訂正手段によって誤りのあるため訂正された分割データを含む各分割データを結合して前記データを復元する復元手段と、を備えたことを特徴とする衛星通信システム。

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