特許
J-GLOBAL ID:200903081964737687

有害成分吸収除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-202510
公開番号(公開出願番号):特開平10-043546
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 粒状、塊状または砕片状の吸収体中の有効成分を、内部まで効率よく、有害成分の吸収、除去反応に使用できる、新規な有害成分吸収除去方法を提供する。【解決手段】 上記の吸収体を燃焼炉からの排気と接触させて、当該排気中に含まれる、少なくとも塩化水素を含有する有害成分を、有効成分との反応により、排気中から吸収、除去するにあたり、上記排気を、600°C以上の温度で吸収体と接触させる。上記高温の排気と接触した反応生成物は融解して、逐次、吸収体の表面から離脱するため、吸収体の表面は常に新しい有効成分が露出した状態を維持する。
請求項(抜粋):
周期表IIa族元素の酸化物、水酸化物および炭酸塩のうちの少なくとも1種を有効成分として含有する、粒状、塊状または砕片状の吸収体を燃焼炉からの排気と接触させて、当該排気中に含まれる、少なくとも塩化水素を含有する有害成分を、上記有効成分との反応により排気中から吸収、除去する方法であって、上記排気を600°C以上の温度で吸収体と接触させることにより、当該吸収体の表面に形成される有害成分と有効成分との反応生成物を融解させて吸収体の表面から離脱させ、それによって順次、吸収体の新しい表面を露出させて、有害成分と継続的に反応させることを特徴とする有害成分吸収除去方法。
IPC (5件):
B01D 53/68 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/50 ,  B01D 53/81 ,  F23J 15/00
FI (6件):
B01D 53/34 134 A ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 124 Z ,  B01D 53/34 134 C ,  F23J 15/00 B ,  F23J 15/00 J

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